北海道、南部に位置する様似町。
太平洋のすぐ傍から突き出るように日高山脈が始まる場所です。
その日高山脈の南部に位置する アポイ岳は、地球のマントル上部を構成する かんらん岩でできているとても珍しい山だそうです。
普通、かんらん岩は、地下深くのマントルから上がってくる過程で、水分と反応して「蛇紋岩」という別の岩石に変化してしまうことが多いのですが、アポイ岳のそれはほとんど変質することなく地上に現れているのです。
その特殊な環境は、様々な珍しい高山植物を同時に育み、辺り一体は、ユネスコの世界ジオパークに認定されているそうです。
すでに山に来たことを後悔している。
標高が高くなるにつれ、もう下山できないなと諦める。
五合目を過ぎて、馬の背と呼ばれるなかなかの難関な道に入る。
もう、死にたい。
終始、こんな感じヽ(°∀。)ノ
ヾ(*ㅿ*๑)ツ
かんらん岩!かんらん岩!
これを撮りに来たことを思い出した人。
キレイ!!
さすが、ペリドットを産出する石!
こんな垂直な岩、
もう足が上がりませぬ(´;ω;`)
普通、山は、森林限界というところから急に視界が開けて、背の高い木々は見られないのですが、この山は頂上付近に突然、ダケカンバという木が現れるという珍しい山なのです。
なので、頂上は山の下の景色を望むことができません。
岩の上や間に、ひっそりと小さくて可憐な花が咲いています。
空から一身に光を浴びようとして、太陽の方向に顔を向ける。
なんて、いじらしい!
一歩、足を踏み外せば、崖の下に真っ逆さまになるということを想像すると、恐怖で震え上がります。
だけど、そういうときって、必死に細い道からそれないように、それないように、すごく注意深くなるんです。
どうしてか、強烈に死にたくない!って、思うんです。
山頂を望むと、生が。
麓を見下ろすと、死が。
森林限界を境目にして、空と地上が分けられています。
死にそうなくらい辛い。
でも、死にたくないから、足を動かすんです。
いつもこの意味のわからない登山という行動に、疲れ過ぎてくると突然、笑えるんです。
こんなわざわざ辛いこと、やらなくていいのに、なんで、やってるんだろう。って。
けど、そうだな。
山を登るって、自分で決めて、自分で行動すること。
それは、生きているそのものだなって思うんです。
登りたい、登ろう!という意思。
戻るのも、頂上を目指すのも、自分の意思で決められる。というか、決めなくちゃならない。
ゴールが見えなくて苦しいけど、でもそこまで自分の意思で、力で、頑張れたっていう達成感をただ単に経験しに行ってるんだな。
苦しみと辛さをスパイスにして、そのあとの爽快感をめいいっぱい味わうために。
五感をフルに使うことで生み出される感情の落差で、生きていることを強烈に実感するために。
しかし。標高の高さと難易度は比例しないのです。
この山、標高は低いけど、傾斜とがれ場が多いんです。
もうこんな重いカメラなんて、持ってこなきゃ良かったと、半分を過ぎて、後悔しました。
やっぱり、高い山は登れないし、登りたくないな(´;ω;`)









