I を離れて見る
表面は明るくて
裏側は暗い。
それは共有であり、独占だった。
i を拒絶してみる
それはひどく空虚で
実体がなかった。
五感の外側にある。
愛 の中に入ってみる
するとそこは温かく
限りなく広い。
自分と他者が一体になる。
悔しくて、悲しくて、苦しくて、
虚しくて、嫉妬した。
その感情こそ、自分を知るための
大切な材料だった。
そんな自分を認められたときに
人は誰もが同じ方法で
生まれてきたことに気付く。
誰もが自分と変わらずに
自分を大切にしているんだと
分かった。
自分を作ってきたはずの情報は
自分のすべてではなかった。
見られたくないから俯いた。
見ようとすれば見られるからだ。
それは汚さが見える自分に
気付かれたくないからだった。
汚さもある。
でもきれいな場所もある。
それは誰もが同じように。
排除するのではない。
違いを認めるんだ。
水から生まれて、
水に還る。
流れる水の音に
耳を済ませる。
自分は気体と液体と固体である。
私には温度と色と形がある。
生きてる。
