神よ、願わくばわたくしに
変えることの出来ない物事を
受け入れる落ち着きと
変えることのできる物事を
変える勇気と
その違いを
常に見分ける知恵を
さずけたまえ
変えることの出来ない物事を
受け入れる落ち着きと
変えることのできる物事を
変える勇気と
その違いを
常に見分ける知恵を
さずけたまえ
他人から見れば
何も不自由もせず
特に苦労もしないで
生きてるように見えたのだろう
だけど心の中では
いつもいつも虚しかった
楽しい一瞬があっても
すぐに苦しいことや
悲しいことがやってくる
別れに伴う喪失感に
いつも囚われていた
生きてくことって
すごく虚しい
限られた時間を
すり減らしているだけ
何かを得たとしても
それはいつか失うものだった
お金も人も時間も
この身体、そして記憶も
生きることは減ることだった
生きることは失うことだ
生意気にもそう結論づけて
心が病んでいた気になっていた
あの頃
もしも…だったら
数学の世界には
実在しない何かを
想像する領域があるのだと知った
それは単純に
計算という技術のことではない
今、自分には見えない
感じられない場所を
数を使って表現すること
それはある種の芸術のようなものだと
思った
そうか!
私たちは繋がっている!
誰かの姿を見て
誰かの言葉を聞いて
私は私がいることを知る
あなたから見える私を教えて欲しい
私から見えるあなたを教えるから
いいとか悪いとか
正しいとか間違ってるとか
それよりももっと
大事なことが
きっとあるはずだから
この世はあるものだらけ
ないところにだって
ないものがあるんだ!
そう信じられた時に
私は私の前にはっきりと
姿を現した
虚無と不安に抗うことなく
その存在さえも肯定する
ありのままの私を
ただ知りたい
私が持っていた
ただひとつの大切なもの
私が生きていることの
たったひとつの意味を
知ったとき
私の時間は減ることなく
ただ動き出した
想像することで


