時間の概念 | 想像と創造の毎日

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写真は注釈がない限り、
自分で撮影しております。

幼稚園教諭の友人が
指導主事訪問のときのことを話した。

日めくりカレンダーが教室にあるのだけど、
それがここ何日かめくられていない状態で
あることを指摘された。
これはこのままでいいのか?
誰かに毎日めくらせるべきだ。と。

では、当番制にします。と友人が答えると
少し発達の遅れている子の名前を出して、
その子にやらせてあげたら?と言う。
こういうことをさせることで、
過去とは何か?今、未来とは何か?を
子供たちは知るんじゃないか?と。

友人は日めくりなんて、
誰がやってもいいじゃないかと言う。
なんで、わざわざその子にさせるのか。
たまに見に来ただけで、
自分のやり方を押し付けてくる人達に
彼女は腹を立てている。

私はそこよりも、
子供って、今と過去と未来を
どうやって知るのかなあってことが
気になっていた。

よく考えてみると私だって、
今と過去と未来の区別の説明を
正確にすることは出来ないし、
それがなんなのか?と考えると
ますますよくわからなくなるのだった。

友人も考え込んでしまった。
過去と今と未来をどうやって
子供たちに教えたらいいんだろ?
明日は未来で、昨日は過去だ。
一秒前は過去で、一秒先は未来です。

時間の概念は、
時計の針の動きで知った気がする。
そういえば時計には
一秒ごとに動きを止める秒針と
滑らかに回り続ける秒針があったなと
思い出した。
あれは、どうして、二種類の動きが
あるのだろう。

ひとりひとりの身体の中にある
心臓の動きが時間なのだと思う。
そして、心臓は肉体の時限爆弾だった。
鼓動を感じるたびに
人は過去を増やして未来を削っていく。