少しだけ言い争いになりました。
彼女は普段、違う場所におりますので、
直接関わる機会があまりないのですけど、
私にとっては直属の上司です。
周囲の他の上司や同僚や後輩は、
彼女の機嫌に左右された
モノの言い方や理不尽な要求に
いつも辟易しています。
めんどくさがりで、
他の人に仕事を押し付けるとか、
自分のミスを人のせいにするとか
とりあえずあまりよく
思われてはいない上に
あんまり責めると鬱になるので
言い過ぎないようになどと
違う上司に言われる始末です。
同僚とそれって、ずるくね?!
と言い合います。
どう考えてもおかしい発言に
こちらは反論すらできないのです。
みんな、この人だから仕方がない。
そうやって諦めて、自ら進んで
損をする。
いや。損をするとかしないとかの
問題じゃないんです。
私はこれから自分の仕事に
必要なモノの予算を要求する。
それに対して、
重箱の隅をつつくような指摘をして
必要ないでしょ!と、なんなら、
イヤミのひとつでもかましながら、
つっぱねるのです。
現場の様子なんて見にも来ないくせに!
けれども私は練習していたのです。
ここで。
相手から感情を読み取らない。
でも自分の意見はしっかりと伝える。
相手を尊重し、決して見下さない。
どこを譲れなくて、どこを譲るのかを
明確に伝える。
次の日に一緒にいた上司に
なぜか褒められました。
あの人によくあそこまで言ったね。
あの人が自分から折れたの、
初めて見たよ。
その通りだったと思う。
諦めちゃいけないんだよな。
彼女はきっとずっと
心を病んで求職してから、
みんなに腫れ物に触るように
接して来られたのではないかと
思ったのです。
でも、そうじゃない。
みんなそれぞれ自分に与えられた
責任を持って、仕事をしています。
能力の差はあっても、
持っている責任は平等だ。
相手が誰だろうと関係がない。
立場の違いはあっても
その差を埋めるのは、
言葉の選択だけであり、
自分たちに今、必要なことや
しなくてはいけないことのために
話し合う内容は人によって
違ってはいけないのだと思う。
彼女を嫌いだと思っていては話せない。
彼女に逆らわないと!と
変に頑なになるのも違う。
彼女は私の同じ職場の仲間である。
大切なのはそこだった。
たくさん失敗を重ねてきました。
たくさん恥をかきました。
それでもそれらは少しずつ
自分を作るための土台になっています。
いくつになっても経験を重ねます。
いくつになっても勉強しています。
イライラもします。
でも、嬉しいこともあります。
すぐ空虚になるくせに
満たされると世界で一番幸せだと
思います。
ただ、繰り返しているのです。
感情のサイクルに乗って、
生きていることを実感している。
でも繰り返しているようにも思える
その先にあるのは、
楽しさだけをたくさん感じられる
センサーの感度を上げる方法なのです。
少しずつのわかった!を
積み重ねることで。
