食べる。休む。 | 想像と創造の毎日
日本で一番遅く夏が来て、
一番早く秋が迫る。
花は終わり、実りを迎え、
夜は昼を飲み込んで行く。
駆け足で通り過ぎてしまう季節は
日常を待たない。
目を凝らして、耳で聴き、
肌で確かめる。
自然を通して見える
自分という存在が
何者でもないと確認する瞬間に
いつも安堵していた。
キミの今日のランチ。
横取りなんてしないのに
駆け足で走り去っていくキミ。
残酷だなんて思わない。
キミの命を繋ぐための
もうひとつの大切な命。
夏の終わりと秋のはじまりを
時間を忘れて彷徨っていた。
急かされるように作り始めた
私たちのお昼ご飯。
めんつゆと間違えて
鍋にミルクティーを注いだ。
なんて緊張感のない
文明に生きる休日。

