クオリア | 想像と創造の毎日

想像と創造の毎日

写真は注釈がない限り、
自分で撮影しております。

空に薄い霧がかかると
太陽の姿が顕になった


いつもはその光の強さで
直視できないその形が顕になると
改めて太陽って
丸いんだなあって思う

真ん丸いものって
なんだか変だ

満月も夕陽も
キレイだなと思う反面、
その丸い形を
画角のどこに配置したらいいのかと
迷い始めると途端に
シャッターを押すことを
躊躇う

どうしてかなと
頭の中で考え続ける

この丸い形の
一体何が
私の撮りたい衝動の
邪魔をするのだろうかと

言葉では説明できない領域が
脳の中にあると私が思っている
心と呼ばれるものの中にあることが
いつももどかしい

何が好きで
何が嫌いかと

それを人はどうやって
感じているんだろう

どうして自分は
何かを好きで、
何かを嫌いだと
思ってしまうんだろう

そもそもひとつの言葉にも
無数の解釈があって、
誰もが自分の認識する
その言葉の意味を
自分以外の人も
同じように捉えているのだと
思い込むことから
違いが生じるような気がした

太陽は丸い
しかしそれをみんな同じ意味に
捉えるだろうか

いや丸くはない
そう言う人もいるんじゃないのか

そんなことばかりを考えて
私は自分の時間を無駄にする

太陽は丸い
でも私は真ん丸の形に
美しさを感じないんだよね

確かに太陽は丸いよ
でも私は真ん丸い形は
好きだよ

そうか
私とあなたは
形は同じに見えているけれど、
それをどう思うかが
違っているんだね

同じものを見て、
それぞれが何を感じるのか

その違いから生まれる
人の感覚の種類の多さに
いつも私は思考を巡らせている