今の、夫の心境は、まさに「世界の果てに1人ぼっち」なのだと思います。

カーテンで仕切られた隣には、赤の他人が寝ています。

自分の物ではないベッドとテーブルと収納棚がすべて。

医師や看護師が来る時は、痛みを伴う医療行為とセット。



家に居るときは、24時間、私に依存して、監視して、支配していました。

『濡れ落ち葉』とか、『下駄の雪』と言われるモラハラ夫でしたが、入院すると、病院の許可した時間内に、許可された数十分しか会えません。

しかも感染症流行期の今は、家族の面会でも緊張感があります。

夫に取って、自分が家族から忘れられていないと確認するのが、電話と、差し入れなのだと思います。




お互いのインフルエンザの隔離で、2週間面会が途切れた時は、毎日20回くらい電話がかかってきました。
夫の発する言葉は悲鳴に近く、意味を成しませんでした。
(夫の電話の相手をする私の方が、頭がおかしくなりそうでした。😥

実際に、私は瞼の痙攣がおさまらず、体の痙攣もおさまらなかったです。)


夫の動揺を静めたのは、1つのお握りでした。

面会できなくても、やけどしそうな炊きたてのご飯で作った鮭のお握り。

それだけで夫の錯乱がおさまってきたのだから、食べることは大切なことなのだと思います。


少しずつ、差し入れする物も増えて、夫の夕食も普通っぽくなってきました。
(まだ手も不自由なので、箸はうまく使えないけど。)



↑こんな感じ。


お握りは手づかみ、

おかずとデザートはフォークで差して、

飲み物は吸い飲みです。


塩分が、糖分が、カリウムが、リンが。


人工透析していて、心臓にも問題ありのお爺さんの献立としては失格の内容ですが、夫が


🧓「明日は何が入っているかな?」


と期待して、


🧓「明日は何を食べたい。」


と言うようになったことは、良いことだと思います。☺️




その分、私の時間は減りました。😥


まあ、私の時間が減った分、夫は元気になりました。☺️