『人工透析は必要ない』
と言う、歯医者さんのブログを読みました。
この人は、『癌の治療も必要無い』とか、一般的な医療をどれもこれも否定しているようですが、この人は自分の言うことに責任を持てるのでしょうか?
私の夫は現在人工透析ですが、eGFRが30を切ってからは、透析まで早かったです。
お医者さんが驚くような病状の進行でした。
人工透析を回避する為に、私達は、と言うか?私は食事療法でなんとかしようとしましたが、改善しませんでした。
かえってカリウム値が上がったりしました。
食事療法というのは、栄養計算して料理するのも大変手間がかかりますが、出された食事だけで他の一切の食べ物を我慢するのは、尋常ではない精神力、自己制御が必要です。
(夫も、入院中は病院食を素直に食べますが、退院すれば、家にも、お店にも、美味しそうな食べ物が溢れています。)
病気の恐ろしさを理解していれば忍耐できますが、病気を改善しない場合の行き着く先を理解していないと、食事療法の我慢を続けることは困難です。
更に、夫の場合は、コロナワクチンの副作用がかなり酷く、肉体的にも精神的にも追い込まれていました。
「死にたい。」
と騒ぐ夫を宥めて、支えるのも大変でした。
ワクチンのせいで鬱になったり、自殺したり、希死念慮になった例は何人も報告されています。
主治医が
「今まで診てきた患者さんと違う。腎不全の進行が早すぎる」
と、首をひねっていたのもワクチンのせいだと思います。(夫のワクチンのロットは、厚生省が被害者が出ていると発表しているロットです。)
私達は、CTの画像も見ました。
説明されるまでもなく、縮みきった腎臓を見て、悪あがきするのをやめて、人工透析を受け入れました。
件のブログの歯医者さんは、eGFRが3まで下がった患者が食事療法 だけで、eGFRが60とか80とかに回復した人を、現実に知っているのでしょうか?
私の夫は、人工透析の直前は夢遊病者のようでした。
話しかけても会話が噛み合わないし、認知症だと思いました。
歩いているときも、10歩くらいでハアハア言って止まりました。
体の中に老廃物がたまって、頭も体も麻痺していたようでした。
人工透析を受けるようになって、会話も噛み合うようになりましたし、新聞も読んで理解できるようになりました。
散歩も、私と同じようにできます。
QOLが上がりました。
この歯医者さんは、癌についても書いていますが、著名人の方でも、手術、抗がん剤、放射線を拒否して、民間療法?(金の板で体をこする)とかで亡くなられた方もいます。
私は、夫がこの先、一生、人工透析を続けることは必要だと信じています。
夫が完璧な食事療法だけで、医薬品も使わずに生きていくとすれば、そういう病院に死ぬまで入院し続ける以外ありません。
家の近所にそういう病院はありませんし、病院に入院したまま何年も生きることは、夫が耐えられません。
週3回、透析クリニックに通って、残りの時間を自宅で過ごせることが、夫の望みです。
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食事療法というのは、知識が無いとやれません。
子供のアレルギーの為に、以前マクロビオティックの勉強をしたこともありましたが、主治医に止められました。実際に、親が子供に特殊な食事をさせて、子供が栄養失調で亡くなった例もあります。
スイスの病院が人参ジュースで様々な病気を治しているとしても、そこにはドクターがいて毎日健康管理しています。
日本のそういう療養所でも、健康診断で、療法をするべきでない人は拒否されます。
人工透析は、悪徳医師を肥らせる悪い医療でしょうか?
日本の制度の中で標準的な治療を受けることが非難される理由が、わかりません。
少なくとも、私の夫には人工透析が必要です。