ヒトについて ~育成~ | 世田谷区でビザをメインとした『はぶ行政書士事務所』のブログ

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平成27年1月15日に行政書士登録しました。現在はビザをメインとした国際業務を中心にしております。

 どうも、はぶです。
 前回はヒトの質について書き、最後に解決方法は育成だと書きました。

 今回は育成についてです。

 バブル崩壊後、日本の企業は育成に力をいれなくなってしまいました。

 そして採用人数を減らし続けてきました。

 その結果が今のヒトの問題の原因ではないかと思うのです。

 特に育成に関しては、投資しても確実に成果が出る保証はないですし、時間がかかります。なので不景気のときなど、予算削りたくなる心情は分かります。

 でも長期的に見れば、大きなマイナスであることは間違いないと思います。

 なので当たり前なのですが、育成に力を入れることが問題の解決の近道だと思います。

 では育成するにあたって次に問題になるのは何でしょう。

 育成方法をどうするか、誰が育成するか

が問題になってくるのではないでしょうか。

 というのも、会社によっては育てる側の人間がいないという問題があります。というのも、中間管理職に差し掛かった世代が、リーダーシップをとれないと嘆いている経営者の方が何名かいらっしゃいました。

 なのでまずは

育てる人間を育てる

ところから始めなければならない企業もあるかもしれません。

 しかも、時代の変化が激しいので昔は通用したことも、今ではダメな事もあります。

 そう考えると育成というのは、本当に労力がいります。


 でもいきなり上に書いた事をやれと言われても無理な話です。

 まずは

人を育てよう!という意識をもつ

ことを職場全体で持つことから始めればいいのかなと思います。

いくら制度を整えても、育てるという意識がないと全て無駄です。

以前、私が働いていた会社でも、育てる意識の高い上司とそうでない上司がいました。

年間通じて成績をみると、育てる意識の高い上司のチームの成績が良かったです。

最後は精神論か?と思われてしまいますが、やはり最後は意識です。

はっきりいって最初は仕事が多くなるわ、結果は出ないわでイライラすることも多々あると思います。

でも数年して下が育ってくれば好循環になります。なによりも

下の人間が育てば上の人間は楽になります。


私は実際そうでした。

なのでまずは人を育てる意識をもつ、それだけでも問題点のいくつかは解決できるのではないでしょうか。

最後までお読みいただきありがとうございました。

では。