こんちには。

全国的に寒そうですね。
皆さま体調管理に気をつけてくださいまし。

さて、昨日はクラシックギターの先生に会って来ました。

話は商売ではなくてギターの音の事。

クラシックギターはフォークギターに比べると数段難しいです。

アンプとか増幅機器を使わずにホールなんかで聴かせないといけないから単に音質の善し悪しだけじゃありませんから。


それにしてもプロはピッキングが違う。

ものすごくデカい音がする。

あの技術があるとギターに求めるモノに説得力があります。


とはいえ求める部分が具体的な事ではなくてイメージなんですよ(笑)。


例えば、音がこうあって(手のひらで丸く作って)、これに芯が有り詰まった感じでこの周りにキラキラした音がまかり付いていてギターから飛び出すみたいな。

どうですか?


この他にもいろいろありましたけどね。



私のギターも見て(弾いて)もらいこうあるべきだ、というところを指摘してもらいました。

またあーだこーだやってみます。



クラシックギターの世界ってこれまた難しいんです。

基本的にお師匠さんが居てそのお師匠さんの好みがお弟子さん達の基準になるというか。
お師匠さんとかその楽器店とかの好みも把握しつつ音作りをするのはなかなか時間の掛かる事です。


今チャレンジしてる別のお店なんかは硬い音が好み。

ここの先生達はハードピッキングなんで軽く音の出るギターではダメなんですな。
暴れるっていうか。

この硬い音と言うのも今回話を聴いてなるほど!と思う事があったので別ラインで研究してみます。


一見軽く音の出るギターは良さそうなんだけど先に書いた様にギターだけでの演奏、繊細に弾いて繊細な音がして力強く弾くとピッキングに応じて強い音がでる様な、といったところでしょうか。

軽く鳴るギターって狭い室内なんかではとても良いけどホールで弾くと音の粒も軽い。
優しく弾いて大きい音が出るんだけど強く弾いても音の最大値が変わらないとか。

勉強になります。

目指すところはそんなところかな。


製作家が見てたらネタばらしだからこの辺で~。


BEFFNICKのギター作りによくある風景-TS3D4680.JPG

こんばんは。

もうこんな時間だ。

雨と風がすごいです。
また寒くなった。


明日は昼から福岡では結構名の通ったクラシックギターの先生に会いに行くので朝からバタバタしてました。


仕上げ作業なので結構気も使うし。

なにより昨日バフ掛けとブリッジ接着したのが疲れてる原因かな~。

アストリアスの頃は毎日バフ掛けしてたのにたまにやる様になってすごく気を使う。

まず注意する事を思い出す作業からだからね。

バフに引っ掛けて落としでもしたら終わり。
掛け過ぎて塗装剥がしたら二週間は逆戻りですからね。

ブリッジ接着は接着面の塗料剥がしが…

これも失敗したら塗装やり直しです。


昨日は終わった後グッタリでした。




んで今日はそのギターの仕上げ。

フレットの擦り合わせからナットサドル製作、ブリッジピン穴加工にブリッジピン作ってペグ付けPU付け。

ん?書いたらたいした事ないけど傷付けないようにピリピリしながらだとね。疲れる。


とりあえず写真の様に出来ました。
BEFFNICKのギター作りによくある風景
BEFFNICKのギター作りによくある風景
安定するのを待って微調整です。

明日は無理かな。

音は出しましたよ。

イイ感じ。バランスがとっても。
こんちは。

湿度が!なんつってたらザパザパ降りやがって今度は作業に支障が…

しょうがないけど。



さて、作業は置いといて今日もコメントからひとつ。


ベアクローって良いの?という話。

先ず興味無い方の為に、ベアクローとは何?

主にトップ材に使われるスプルースに見られる杢目、爪で引っ掻いた様な杢目です。

一見、傷にも見える為に昔は材料屋さんなんかの専門用語で『ふ』と言い二級以下の扱いだったらしいです。


これは木の病気みたいなものらしく木に出来た瘤(コブ)の内部構造との事です。



ベアクローが沢山入っている物を塗装するとキラキラ光って面白いし、そんなに頻繁に出る物では無いため逆に最近では希少な材料という事になっています。



で、この材料なんですけど音は良いです。

コメントには硬質の…とありましたが材質自体は軟らかいんですよ。ベアクローって。


なんで音が良いかという考察ですが、これは私の見解です。科学的な根拠はありませんのでひとつよろしく。(笑)



ギターのトップ材に使われる材料は基本的に針葉樹。
特にスプルースは振動の伝達が速い木だそうです。


木目を良く見ると硬い冬目と軟らかい夏目が交互に真直ぐ並んでます。

振動もこの木目に沿って伝わります。

ギターの内部構造、ブレイシングが縦、横、斜めいろんな方向や長さで張り付けてあるのは強度の補強と共に振動を横方向へ流す意味合いがあると思います。

この形状や寸法を製作家それぞれが研究している訳ですよ。

気の遠くなる様な研究です。


話を戻しまして、今度はベアクロー材をよーく見てみます。

ベアクローは傷では無く瘤によって木目が湾曲しているところなんですね。


通常上下に真直ぐ通っているはずの木目がベアクローの部分が木目をまたぐ格好です。

それが板のあちこちに大きかったり小さかったり広がっている。

この木目をまたぐという形が天然のブレイシングの役目をしているのではないかと考えます。


ベアクローは二本と同じ模様はありません。
まさに天然!
天からの贈り物。

出来てみないと分からないワクワクする材料です。