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Nighthawks

本や映画の感想を書く。忘れてしまうから。

大友克洋監督のアニメーション映画。
大作といわれていたわりには,ストーリーも興行成績も地味だった印象がある。

舞台設定は19世紀なかばのイギリス。
高圧の蒸気を封じ込めた「スチームボール」を巡る争奪戦で活躍する少年を描く。

蒸気や煙の描写とか,アニメーションとしては美しくて良いんじゃないかと思う。
ストーリーがややありきたりかなあ。ひねりはあまりない,ストレートな冒険活劇になっている。

でも声優がなんか変。というか,下手なだけなのかな。
何人かはテレビアニメや吹き替えでおなじみのベテラン声優だけど,女優さんとかは違和感がある。
新鮮味を出したかったんだろうけど・・・,成功していない。

アニメファンからは手厳しい意見があったといわれている作品だけど,あんまり細かいこといわなければ,そして多少ヘタな声優に眼をつぶれば,まあ,いいんじゃないかな。その意味では,子供向けなのかもね。

バンダイビジュアル
スチームボーイ 通常版

もはやホラー映画の定番になったシリーズ第2作。
半年くらいまえに第1作を観たが,第2作もあいかわらず。
冒頭からあの感覚がよみがえる。

出口のない家に閉じこめられた8人。
神経ガスを吸わされ2時間以内に解毒剤を入手しなくてはならなくなる。
仕掛け人は,シグソウ。
刑事エリックは,同僚とともにシグソウをとらえるが,監視モニターに映った8人の中に,自分の息子を見つける・・・。

直視できない。
きりきりと胃が痛む映像が続く。
同じ立場に立たされたらと考えると,身の毛がよだつ。
恐い映画ではない。痛い映画だ。

第1作では,な,なにい,というラストだった。
今回は正直,そこまではいかないが,おお~という感じはある。

いや,ある意味でイイ映画なんだろうけど,観るのには勇気がいる。
SAW3はどうしよう・・・。


角川エンタテインメント
ソウ2 DTSエディション
亡くなった市川昆監督の遺作。
1976年に撮った映画のリメイク。

横溝正史は好きだし,金田一耕助シリーズのドロドロした感じも相変わらずイイ。
でも,これは1976年版でもすでに十分だった気がする。もう忘れちゃったけど。

今更石坂浩二なのも解せない。新鮮味がない。
なんでこのキャストなんだろ。深田恭子はあきらかに浮いている・・・。
映えるのは松嶋菜々子。明治や昭和の話がよく似合う。
光と影の使い方は市川監督らしい。

冒頭でいきなり人が死ぬ。なんかあっさりしてる。
犬神家の遺産相続を発端にした連続殺人事件なのだが,そういうプロットも古くさい・・・。
テレビ作品でもよかったんじゃないの。撮り直すほどではなかったと思うなあ。

角川エンタテインメント
犬神家の一族 通常版