『またな,設計屋』,「タワーリング・インフェルノ」(1974年,アメリカ) | Nighthawks

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本や映画の感想を書く。忘れてしまうから。

ジャカジャーン,ジャカジャーン,と勇ましい音楽とヘリコプターの飛来で始まる,パニック映画。
スティーブ・マックイーンと,ポール・ニューマンの主役級スター共演ですよ,旦那ぁ~。
最近の高層ビル時代に見直したい映画?

冒頭から上手い。偽の金持ちが,タクシー運転手に,「50ドル札でおつりはないか?じゃあ,チップは今度」と,小銭で支払う。見栄っ張りぶりが,今後を予感させる。

火災はほんとに恐い。
炎はすべてを圧倒的な勢いで焼き尽くし,人々をあっけなく飲み込んでいく。
はかなく,辛い。現実はもっと辛いのだろう。
消防隊もはるで歯が立たない。
小学校とかで,防災の教材としてつかえないもんだろか。

165分もあるが,目が離せない。
スティーブ・マックイーンは,以前みた「パピヨン」の直後の作品で,一番渋い時期。
かっちょいいぜ。
でもこの次の作品の撮影中に病気が見つかり,その後あまり出演作もなく,亡くなる。

ただ,ちょっとギモンも。設計士が電源工事の点検までするのか?
それに,警報システムがなんか安っぽいSF映画のコンピュータみたい。

この映画と,ポセイドン・アドベンチャーはやっぱいい。すげー映画だ。
パニックに陥ると,人間の本性がみえる。強さと弱さが伺える。
こういう映画ってなくなっちゃったな。なんでだろう。

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タワーリング・インフェルノ