『花を植えても,悪臭は消えんぞ』,「復讐は俺に任せろ」(1953年,アメリカ) | Nighthawks

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本や映画の感想を書く。忘れてしまうから。

片メガネがおされ~なフリッツ・ラング監督の,ハードボイルド刑事もの。
警官自殺事件をしらべる刑事。実はその裏にはギャングが・・・。妻を殺された刑事は,ギャングに戦いを挑む。

時代が時代なので,しかたないとは思うが,ストーリーも,俳優の演技も,美術も,安っぽい印象が否めない。
ところどころ,チャンドラーを意識したかのような,クサいセリフがでてくる。
愛妻を殺されたのに,意外と刑事はサバサバしている。「執念」とか,「恨み」とかが,伝わってこない・・・。

邦題もいまいちでは?
これだけクサしておいてなんだけど,「復讐は俺に任せろ」って,復讐って人にまかせるものではそもそもないし,映画の内容ともそぐわない。
原題「The Big Heat」のほうが,ぴったりくる。

まあ,何しろ50年以上も前の作品。ラングも齢60を超えて,やる気萎えてたのかもね。

この戦前から活躍していたこの巨匠の映画を,手軽に観ることができるようになっただけでも,良しとしようか。

ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
復讐は俺に任せろ