CGなんていらない,「ローズマリーの赤ちゃん」(1968年,アメリカ) | Nighthawks

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本や映画の感想を書く。忘れてしまうから。

身ごもった赤ん坊が,悪魔の子だったら・・・。
この映画はそんな設定のホラーだ。
監督は,ロマン・ポランスキー大先生ですよ,ええ。

隣人は悪魔信奉者ではないか。そんな疑念が,ローズマリーをどんどん追い込んでいく。
よくよく考えてみると,悪魔信奉者だなんて,ばかげている。確たる証拠はなにもない。でも・・・。

メイクや音楽で,ぐいぐいと,恐怖を,緊張感を,かもし出す。

すぐれた映像で直接観客を恐くさせる今風の映画と違うのは,人間が内面に持っている恐怖心や疑いの心を呼び起こす効果を狙っていること。
CGなど一切使わない。でもハラハラし通しで,2時間はあっという間だった。

今ある技術をフルに使う映画も良いけれど,こういう映画も大切にしなきゃいけない。

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ローズマリーの赤ちゃん