読んでくださりありがとうございます
サヤです
年下彼との婚外恋愛について綴っています
彼との関わりの中で感じたこと、彼に対する思い、過去の出来事についても色々書いてます
去年の出来事。
仕事終わりに彼の家に行き、着替えて一緒に食事に出掛けようと車に乗り込んだ時、目の前を元カノの車が通った。
私達を凝視する顔は、見慣れていた私が分からないくらい青ざめ骸骨のようだった。
余りにも普段とかけ離れた人相に
「今の誰?凄い顔でこっちを見ていたけれど知ってる人?」と彼に聞いたくらい。
彼は「リマちゃんだよ。」
そう言って考え込んだ。
「とりあえず、家の中に入ろう」
車をおりて彼の家に入る。
どうしよう…
これからどうなる?
何も言葉に出来ない私を彼は抱きしめて
「今日はもう出かけられない、ごめん」と言った。
彼は私を抱きしめたまま、窓から道路を確認する。
「リマちゃんが何度も家の前を通ってる」
「元カノから何か連絡来てる?」
「何も来てない」
おそらく、仕事を早く上がった私の様子をみて、何かを感じ彼の家をチェックしに来たのだろう。
私の車が停っていたのを見て、彼に連絡する事も出来ず、家の前をウロウロしていた時に私達が車に乗り込んだんだとおもった。
元カノの車が来る前に出かけていたなら…
今私達のどうなっていたんだろう。
あんなにドンピシャで出掛ける瞬間に鉢合わせするなんて、運命のイタズラとしか思えなかった。