少々前になりますが、花組 ハンナのお花屋さんを観劇してきました。
演出は植田景子先生。
正直、舞音は…といった印象だったのですが、双頭の鷲が好きだったので楽しみでした。
完全オリジナルの1本物。舞台は現代。このパターンは宝塚ではあまりない気がしますが、お話しも舞台とても美しかったです。
話は自分の本当の幸せを見つけ、幸せになろうとする話。何となく、ぽわ~んとした癒し系の話なのか?と思っていたら予想外に重かったです。でも観劇後に引きずるわけでもなく良い感じ。
エゴサーチやら、ブログやらというのが宝塚に出てくるのが、なぜか新鮮でした。
舞台は森やお店の風景もよかったですが、ハムステッドヒースが、薄膜を使い奥行きを出し、まるで数百メートル先の景色を見てるようで素晴らしかったです。
花組はトップをはじめ、特にキレイどころが多い印象ですが、舞台も演者も美しくて、良い短編小説を一気に読み切った感じでした。
さてキャストごとの感想です。
明日海りお(みりお)…クリス役
有名大学の首席という肩書を捨てて花屋の店長をやっているイケメン。
みりおさんのコスチュームは散々みてきましたが、ビジュアル的には一番好きかもしれません。
メガネかけたり、エプロンしたり・・・至福でした。観た人なら誰もが思うと思いますがこんな花屋があったら毎日通うわ!ちょっと残念な面があるものまた可愛くて良かったです。
仙名彩世(ゆきちゃん)…ミア役
内戦後の祖国からロンドンに来た娘。登場人物の中でも群を抜いて不幸。
正直、トップ娘としては出番はあまり多くない印象ですが、今回のMVP。
自分がゆきちゃん好きというのもありますが。
今を必死に生きていて、幸せになりたいけど自分のせいで弟を亡くしている(と思い込んでる)せいで、許されないという思い。クリスとのやりとりを通じ、ちょっとだけ進んでいけそうなところ。うまいなぁ。
(又借りした本を)返さなきゃ・・・とつぶやくところ、最後の再会で”俺は恋人を束縛するようなタイプではない”とまくしたてるクリスのアピール(?)に「!???」となっている場面・・・・表情もとても魅力的。
どーん!と目立つ役ではないですが、観劇から約1ヵ月たったいまでも一番思い出すのはゆきちゃんのところです。歌の安定感もすごい。やっぱりゆきちゃん良いなぁ。
芹香斗亜(キキちゃん)…アベル役
花組最後の舞台。若いころのみりおパパが似合ってました。
背が高くて、体格がよいので金髪&白スーツが爽やかで似合う!イケメン!!
いいところのお坊ちゃま感も出てて、スチール写真より、100倍くらいかっこいい!
真風さんと並び、ますます楽しみになってきました。
瀬戸かずや(あきら)…ジェフ役
男。どっからどうみても男。
荒天の中の観劇でしたが、心が晴れやかになりました。
最後に突っ込みどころ二つ。
途中、いきなり舞台をクイックルワイパーで掃除し始めたぞ!と思ってよくみたらリスでした。
ネットで”クイックルワイパー リス”で調べたら同じように思ってる人がいて安心?しました。。。
フィナーレの全身マリメッコ、すごいね・・・・