スーパーライトファンのヅカ観劇備忘録 -37ページ目

スーパーライトファンのヅカ観劇備忘録

宝塚歌劇団スーパーライトファンのブログです

先日、帝劇1789を観劇してきました。
宝塚で2015年で面白かったと思った作品だったので、
小池・夢咲・花總、加藤・神田・凰稀の回と2回観てきました。
Wキャストの良さがそれぞれあり、2回観てよかった、むしろもっと取ればよかったです。
感想ですが、やっぱり長くなりました…


★以下ネタばれします★

基本的に話の筋や、セリフは宝塚版とほぼ同じでした。
違いをあげると…

・歌が若干違う
  1幕ラストの「声なき言葉」がないです。代わりに「革命の兄弟」という歌があります。
  またデムーランの「世界を我らに」が歌詞が変わって、ソレーヌが歌ったりと
  歌手が変更されている歌がいくつかあります

・グルグル宝塚と高さを利用した帝劇
  宝塚は盆がグルグル回りましたが、帝劇は高さを上手く利用した感じです。
  派手さは宝塚ですが、天(貴族)と地(平民)がうまく表現できてたのが帝劇かな。
  シーンごとでは宝塚はプロローグでロナンが壁を登りますが、帝劇は農村スタートです。
  他にも、主にアントワネット登場シーン、三部会のシーン、ラストの見せ方が違います。
  宝塚の3部会のシーンが大好きなのですが、帝劇の人形劇で表現も面白いです。
  
・人海戦術の宝塚と男性キャストの帝劇
  帝劇のほうが人数が少ないです。ただ男性ダンサーがいるので迫力は変わりませんでした

・キャストの違い
  男性キャラクターは男性が演じているのは当然ですが、シャルロットとルイジョセフが
  子役でした。可愛かった!あとマラーがいない代わりに、ミラボーが登場します。

どちらが良いというより好みの差です。
どっちも好きでしたが、ラストの「悲しみの報い」だけは宝塚のほうが幻想的で好きでした。

さてWキャストの感想です。
ここは一応宝塚観劇ブログなのでOGの方からです。

花總まり(お花様)、凰稀かなめ(テルさん)…マリーアントワネット役

まずはお花様から。
小顔でデコルテが奇麗でお人形みたい、仕草も美しく高貴な王妃様でした。
生まれついての王族、無邪気なお姫様といった感じです。
前年のシシィといい、もうハプスブルクの家系図に特別枠で花總まりと入れてもいいのでは?!

そしてテルさん。
初めての女役でWキャストの相手がお花様だったので、正直かなり心配していました。
でもいい意味で裏切られました。
ビジュアルは美しく、内面は人間味がありました。普通の感性の女性が、王妃になっちゃったといった感じ。あのオスカルはどこへやらと思うほど、声も可愛かったです。

この違いがいろいろな場面でちょっとづつ見れてすごく楽しかったです。
たとえば、アントワネットの登場シーンのすぐあと、国王とネッケルが政治の話をしているのですが、花總マリーは「こんなところで政治の話なんて、無粋ね!」といった感じでポリニャックとお話ししています。
一方、テルトワネットは「せっかくちょっと楽しくなってきたのに、また退屈なお話しだわ…」といった感じでアクビをしながらそっぽを向いています。

全般的に、外見的には可憐な花總マリーと美しいテルトワネットでしたが、
内面的には美しい花總マリーと可憐なテルトワネットと感じました。

続いて、オランプです。
夢咲ねね、神田沙也加…オランプ・デュ・ピュジェ役

ねねちゃんは本当に可愛かった!ねねちゃんがいるときの星組は見れなかったのですが、
こんな可愛い娘役さんがいたのですね。
ロナンの「いつも壁にあたりながら懸命に生きてる」がピッタリ。
王室に仕えるのも、ロナンに恋に落ちたあとも一生懸命です。
王妃も心から大好きといった感じです。

さやかちゃんも別ベクトルで可愛かったです。こっちは真面目な娘といった様子。
王妃を尊敬し、王室に仕えるのに誇りをもっている感じ。
こんな娘が恋に落ちたら可愛いに決まってます。

そしてロナン。
小池徹平、加藤和樹…ロナン・マズリエ役

小池ロナンは威勢が良くて元気な高校生とといった感じ(褒めてます)。
確か、今30歳ですよね?!どこからくるんだ?このヤンチャな若々しさ。
農村から出てきた元気な若者が、仲間を作り革命に加わる姿が眩しかったです。

加藤ロナンは農村のしっかりした若者といった雰囲気。
父親を殺された恨みから、革命に加わりますが、
すごくかわいい女子と恋に落ちゃったというのにドキドキでした。

体型的に革命に向いてそうなのは、加藤ロナンでしたがなぜか恋愛パートのほうが心に残ります。
そして逆なのが、小池ロナンでした。

役者的にはすべて観ましたが、加藤ロナンとねねオランプだとどんなラブシーンになったんだろう…とか、
さやかオランプならテルトワネットにどう仕えたのだろう…とか、
他の組み合わせもものすごく気になります。
見事にWキャストの術にはまりました。もっと見たかった。
梅田いける人がうらやましいです。

さてWキャスト以外で特に印象に残った方です。

ソニン…ソレーユ・マズリエ役
歌も演技も迫力があって上手かったです。
銅線盗んだ相方とおっとっとと夏だぜ!とか歌ってたり、CDジャケットで裸エプロンだったりと、
イロモノ感が強かったのですが、こんなに素敵な舞台役者さんになっていたとは!
今後も期待です。

上原理王…ジョルジュ・ジャック・ダントン役
すごくええ声のカッコイイ兄貴でした。
こんな人がモテないはずがない。パレ・ロワイヤルの歌で突っ込まずにいられませんでした。

岡幸二郎…ラザール・ペイロール伯爵役
すごくええ声の人その2.宝塚のマギーさんも迫力ありましが、こちらもすごかった。

坂元健児…オーギュスト・ラマール役
個人的な今回のNo.1。歌も演技も面白くてうまい。
アントワネットやオランプをしっかりみたいのに、視界に入ってきて邪魔します。

古川雄大…マキシミリアン・ロベスピエール役
スタイルと顔が異常に整ってたイケメンでした。
人形みたいに整いすぎてるお顔で、これが近い将来冷たい独裁者になるんだというのが伝わってきました。
多くの人が思ってたであろうが、自分も突っ込まずにはいられない一言を書いときます。
サイラモナムールのときに唐突に現れた彼女誰??


帝劇版もすごく良かったです。再演しないかな…