体脂肪と抵抗力
毎年インフルエンザの予防接種を受けているという人は、注射をうける代わりにジムでの筋トレを行うようにしてみてはいかがだろうか。
専門誌に掲載された記事によると、健康的なレベルまで体脂肪を絞り、わずかでも筋肉量が増えると、様々なウィルスに負けにくくなるのだそうだ。
実験はマウスを使って行われたものだが、ウィルスに感染した肥満マウスの42%は死んでしまったが、体脂肪の少ないマウスで死んでしまったのは5%にとどまったそうだ。
つまり、肥満のマウスは、そうでないマウスより7倍もウィルスに抵抗しきれなかったことになる。
その後、研究者たちは両グループのマウスの免疫細胞を取り出し、ガン細胞を移植した。
その結果、体脂肪の少ないマウスの免疫細胞は肥満マウスの免疫細胞より、はるかに多くのガン細胞を死滅させることができたのだそうだ。
これらの結果から、「体脂肪は免疫機能を著しく低下させ、病原菌への抵抗力を弱めてしまう」と結論づけられたのだ。
予防接種を定期的に受けるのも悪くはないだろうが、根本的に体脂肪を減らすことが様々な病気への抵抗力を高めることになると言えるかもしれない。
とは言え、どんなに気をつけていても風邪をひく時はひくし、インフルエンザももらってしまう。
そんな時は焦らず、堂々と筋トレは休もう。
関節や神経系を休める時間と思って、しっかり体力を回復させることが重要だ。