今年から

後遺症(今は完全回復して)で、

止むなくペーパー看護師になったサナー(仮称)です。

 

 

私は今年度から看護師として、

同僚の感染で、

我が子にも感染し、

度重なるコロナの波で、

リーダーが次々休職(たまに辞職)で、

身体だけはタフでも、

多方面ということに関しては不慣れの私に負担が何重にもかかり、

メンタル面で

ついにこの私が

アップアップになってしまった。

 

 

コロナの波は、

政府の対策不全による人災と呼ぶ患者さんやそのご家族が

ホントにホントに多い。

 

また、非正規雇用が多く転職できない年齢を自覚するかたわらで、

会社差別もあり批判やリストラを恐れ、

陽性になっても、そのまま出勤し、

一緒に住む高齢の両親をコロナで亡くしたという

とんでもない人までいるのを聞く。

 

コロナ差別なんとかならんかね?と女性ながら思ってしまう。

日本の人権後進ぶりなんとかならんかね?とも思う。

でも、コロナ差別した人って、自分がいざかかったとき、

差別しちゃってあのときはゴメンなさいという状況になる

人もフシギに多いらしい。

 

そう、コロナはだれでもかかり得る国民病になってしまったわ。

だから、差別せず、正しく恐れ正しく管理し、

正しく広げないことを医療従事者じゃなくても

特にオーナーなら、コロナにかかってしまった人を

差別せず、叱らず寛大に受け止め、休ませる

あたたかい心を必ず持っていなくてはダメだ。

 

返って広がるハメになるからだ。

 

間違っても、コロナ感染者を

キモいとか言うのは、

あなたが無理をさせて

出勤させ、コロナを広げる発信者になりかねず

その人の方が死に神のようで、

よほど怖い場合も多いと思ってしまう。

 

どんな気を付けていても、感染するのが、コロナの厄介なところ。

 

差別する時間があったら、どう命を労り、感染を広げないかが大事ねと言っちゃいそうな私をお許し下さいネ!

 

 

 

 

日本は病院数やベッド数も足りていて

医療資源も諸外国に比べて多い。

 

国民皆保険制度もある。

 

それを生かしきれていないのが、

今の政府という声をたいへんよく聞く。

こっちは、批判のつもりはなく、

がんばっていて大変と思うこともあるけど、

むしろその負担を押し付けられているということでは、

医療従事者と同じで保健所や保健師もいっしょだったり

する。

 

その無理も矛盾もコロナの波を

本当に解消できるのは、政治家しかいない。

 

いったいいつまでこの波を起こし続けてくれるのかしら?

という思いは、人生を覆う疲労感にしかならない。

 

この思いをいちばん重く感じ、

社会の闇を少しでも切り開こうと

本当の意味で責任を感じているのは

医療従事者のなかで

いつも未知の先駆に立たされている人なのかも

知れない。

 

私は本当にあたまの下がる思いで、

寝食を削る思いで働き通しの

その人たちの真剣な姿、真剣なまなこを観る。

 

命を救われるギリギリの局面が、

ガンよりも急激にしのびよる時があるのが、

このコロナのオミクロンの拡大力と思う。

 

3回までワクチン接種を終えていれば、

かかりはしても、重症化リスクはだいぶ減らしているといえど、

このオミクロンは、罹患から一挙に悪化させ死を招くことのある

驚異があると医師や医療界の友だちから聞き、油断はできない。

 

私が職にあぶれずにいれるのは、

たまたま

私はZ世代の看護師だったこと。

 

パソコンで情報を、器用に発信できる力は

必ず何かの非常事態で救ってくれる。

しかし、話術は就職氷河期世代の両親から学ぶ点は多かった。

 

ダテに苦労していないから、

そこで培われた独特の引き込まれる話術があるのかな?

 

そういう意味では

職業訓練を国は全世代に充実させてほしい。

 

ソーシャルワーカーを急にやめなければならないケースも

あとを絶たないという意味からも、

一人も置き去りにしない社会をつくるべき。  

 

政治家はもう変わらなくてはいけないわ!

 

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