2022.3.24
ネズミモチモチ
少し前から、畑でミツバチさんが這っているなぁ…と気にしていました。
多分、ネズミモチモチの群れ。
巣箱の前にも蜂さんが落ちていて、
少しKウイングの兆候がありました。
Kウイングは片側の羽根が閉じずにKの字のように開いている状態です。
2日後の24日、
やはり、徘徊とKウイングが見られます。
これは多分、アカリンダニに罹患していると思われます。
という事で、分蜂間近に控えたこの時期ですが、
蟻酸を投与しました。
少し分蜂が遅れるかもしれません。
普通は5日毎に5回投与しますが、
高分子ポリマーに蟻酸50%液を含ませて長持ちさせています。
底板を引き抜くと、巣の齧り取りがありました。
これは、古い巣を齧って捨てて、新しい巣を作り始める事のようです。
底板の巣クズの中に、
雄蓋のようなものが幾つか落ちていました。
薄くて小さくて、違うかもしれませんが、
空気孔が空いているので、多分雄蓋です。
蜂数はそこそこいますので、
持ち直してくれるでしょうと願っています(^人^)
アカシア
そして、
もう1群、不調が続いているアカシア群は、
蜂児出しが止まりません。
蜂の出入りもめっきり少なくなりました。
あー、消滅かぁ…(T-T)
底板も、ベトベトしていて、
捨てられたサナギが沢山です。
でも、ある!
雄蓋です。
これは三角蓋とも呼ばれますが、
雄が生まれる時に落とす巣の蓋です。
丸く小さな空気孔が開いているので、
直ぐに分かります。
◯巣クズが巣門の前に出されると分蜂が近い事の兆候です。
◯雄蓋(三角蓋)
これが見られると10日程で、体が少し大きくて黒い、目の大きい雄蜂が午後になると出入りし始めます。
更に10日程で分蜂が始まります。
◯王台
女王蜂が育つ巣は、働き蜂の巣と異なり、巣板の先端に作られます。大きいので分かります。
女王蜂が生まれると、今まで巣を守っていた女王蜂は出ていかなければなりません。
それが分蜂です。
王台が確認出来ると分蜂間近と分かります。
ハケなどで蜂をそっと避けて確認します。
☆雄蜂は女王蜂との交尾のためだけに生まれてくるので、
雄蜂が生まれると、女王蜂も生まれ、
分蜂間近と分かるという事になります。
今年は寒いので、昨年(初分蜂3月29日)よりも分蜂が遅れています。
4月中からと見込んでいます。。
初心者さんにも分かりやすい本です^ ^
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