雄蓋を確認〜モチモチに蟻酸を投与 | にほんみつばちと愉飼な仲間 byみつばちとマーヤ

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2019年5月、東京の自然豊かな畑に野生種のニホンミツバチの巣箱を設置。
ミツバチ飼育初心者の忘備録のドタバタ日記です(≧∀≦)♫

2022.3.24



ネズミモチモチ


少し前から、畑でミツバチさんが這っているなぁ…と気にしていました。


多分、ネズミモチモチの群れ。


巣箱の前にも蜂さんが落ちていて、

少しKウイングの兆候がありました。


Kウイングは片側の羽根が閉じずにKの字のように開いている状態です。




2日後の24日、

やはり、徘徊とKウイングが見られます。

これは多分、アカリンダニに罹患していると思われます。


という事で、分蜂間近に控えたこの時期ですが、

蟻酸を投与しました。

少し分蜂が遅れるかもしれません。



普通は5日毎に5回投与しますが、

高分子ポリマーに蟻酸50%液を含ませて長持ちさせています。




底板を引き抜くと、巣の齧り取りがありました。


これは、古い巣を齧って捨てて、新しい巣を作り始める事のようです。




底板の巣クズの中に、

雄蓋のようなものが幾つか落ちていました。


薄くて小さくて、違うかもしれませんが、

空気孔が空いているので、多分雄蓋です。



蜂数はそこそこいますので、

持ち直してくれるでしょうと願っています(^人^)








アカシア


そして、

もう1群、不調が続いているアカシア群は、

蜂児出しが止まりません。




蜂の出入りもめっきり少なくなりました。



あー、消滅かぁ…(T-T)


底板も、ベトベトしていて、

捨てられたサナギが沢山です。




でも、ある!

雄蓋です。


これは三角蓋とも呼ばれますが、

雄が生まれる時に落とす巣の蓋です。


丸く小さな空気孔が開いているので、

直ぐに分かります。








分蜂間近の現象

◯巣クズが巣門の前に出されると分蜂が近い事の兆候です。


◯雄蓋(三角蓋)

これが見られると10日程で、体が少し大きくて黒い、目の大きい雄蜂が午後になると出入りし始めます。

更に10日程で分蜂が始まります。


◯王台

女王蜂が育つ巣は、働き蜂の巣と異なり、巣板の先端に作られます。大きいので分かります。

女王蜂が生まれると、今まで巣を守っていた女王蜂は出ていかなければなりません。

それが分蜂です。

王台が確認出来ると分蜂間近と分かります。

ハケなどで蜂をそっと避けて確認します。

☆雄蜂は女王蜂との交尾のためだけに生まれてくるので、
雄蜂が生まれると、女王蜂も生まれ、
分蜂間近と分かるという事になります。





今年は寒いので、昨年(初分蜂3月29日)よりも分蜂が遅れています。

4月中からと見込んでいます。。






初心者さんにも分かりやすい本です^ ^

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