青空文庫で読んでいる岡本綺堂の半七捕物帳、63〜69話を読みました。


これで半七捕物帳は全部読み終わってしまいました。

どの話も面白かったので、あっという間に読み終わった気分です。

69話もあったのに。







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63話 川越次郎兵衛


青空文庫 図書カード


幕末のそれでなくとも不穏な空気の中、江戸城で天下を明け渡せと狂人が叫ぶ事件が出来します。

その狂人が身につけていた傘に川越次郎兵衛という名が書かれてあったのですが、どうやらこれは本人のものではなかったようで。

では一体この狂人は何者なのか?


実はこの、一見ただの狂人の狂った言動と思われた事件には、ちょっと複雑な裏があったことが、半七の探索で徐々に判明していきます。









64話 廻り灯籠


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普通は岡っ引きが犯人を追っ掛けるものですが、逆に岡っ引きが犯人につけ狙われるお話です。


このお話は最初は単純な復讐譚に思われたのに、実は人違いが重なって事件が複雑になってしまうのです。

ちなみに半七も勘違いから酷い目にあいます。


勘違いとはいえ、半七がこんなにこっぴどくやられるお話は『半七捕物帳』にはこのお話くらいしかないんじゃないかな?

その意味で、とても珍しい一編でした。









65話 夜叉神堂


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これは半七が直接扱った事件ではなく、半七が聞き及んだお話。

だから活躍する岡っ引きは半七ではありません。


お寺の御開帳に合わせて飾られた、お金で細工された大きな兜の小判だけが盗まれてしまいます。


犯人を探索していると、怪しげな女が現れて…という、けっこう短いお話です。


このお話でも江戸時代の祭礼や開帳の時の様子がよくわかって、ストーリーだけではなくて教養話としても面白いです。

半七捕物帳はそういうところが素晴らしいと思います。











66話 地蔵は踊る


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このお話は私が昔住んだことのある文京区の小日向あたりのお話です。

土地勘があるので特に面白く感じますね。


あるお寺にあるお地蔵さんがひとりでに踊り出し、その様子を見ると流行病にご利益があるという噂が流れます。

それだけなら、不思議な話もあるもんだ、で終わりなんですけど、そのお地蔵さんにある朝、若い女の死骸が結びつけられているのが発見されて…


このお話、事件に関わった人には悪い人がいないので、ちょっと後味のよくないお話です。

悪人に目をつけられて、あれよあれよと破滅の坂を転げ落ちてしまう…よく聞くような話ですけど、特に、気の弱い真面目な人は気をつけないといけませんね。











67話 薄雲の碁盤


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薄雲というのは有名な花魁の名前。

その薄雲がかつて使っていたと言われる名高い碁盤が、今はある質屋の蔵に収められておりました。


ある日、その碁盤に女の生首が乗せられて、とある侍の屋敷の門前に置かれているという事件が起こります。


半七が解決するのですが、このお話も前のお話と同じく、犯人が悪い人ではないので、ちょっと後味がよくないです。

主人への忠義ゆえに復讐を行なってしまった哀れな人間のお話でした。











68話 二人女房


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とある大きなお店のおかみさんと、また別のとある大店のおかみさんが、二人ながら別々に行方不明になってしまうお話です。


今度は事件の主な舞台が小金井の辺り。

今なら電車でひょいっと手軽な距離も、江戸時代には徒歩なので小旅行の遠さです。

半七達も江戸を駆け回って事件を解決しなければなりません。










69話 白蝶怪


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このお話は他の『半七捕物帳』のお話とは毛色が違います。

お馴染みの半七老人と私のやりとりもなく、直接に捕物のお話が始まります。

しかも、お話の長さがその他の話の3倍から4倍はあって、短編というよりも中編程度のボリュームがあります。


それから、このお話では三河町の親分=半七、ではありません。

半七の前の代の親分の時代のお話なのです。


ボリュームのあるお話だけに、このお話はかなり怪しい雰囲気が作り込まれていて、なんだか半七捕物帳とはちがう小説を読んでいるみたいでした。

まるで岡本綺堂のその他の怪談小説を読んでるような。


半七捕物帳の最後を飾るのにふさわしい、すっごく面白いお話でした。

…半七は出てきませんけど。











半七捕物帳の思い出


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これは岡本綺堂のエッセイです。

半七捕物帳執筆時の裏話が書かれた短い一編。


これ読んだら、あーついに半七捕物帳も全部読み終わってしまったなーと、感慨深い気持ちになりました。








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半七捕物帳、面白かったー!

宮部みゆきさんだったかな?半七のお話の中でおすすめを聞かれても、どれもこれも面白いから答えるのに困る…みたいなことを書かれてましたが。

まさにその通りで、69話もあるのに駄作が無くて、どの話も面白いんですよ。


私は捕物帳は平岩弓枝の『御宿かわせみ』にハマったのが初めてで、それから時たま読んできました。


『御宿かわせみ』の他に好きな捕物帳は、『銭形平次』と『半七捕物帳』!

この二つのシリーズはほんと面白いです。

めっちゃおすすめでーす。

読書好きな人には、青空文庫で読めますし、話数がたくさんあるからたくさん楽しめるし、最高と思いますですよ。



半七捕物帳は読み終わりましたが、あと半七捕物帳のスピンオフみたいな作品で『三浦老人昔話』という岡本綺堂の作品があるので、今度はそれを読みます。

もう少しだけ、お楽しみが残ってるんですよニコニコ









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ベビーちゃんが喜んでくれるので、お家を少しだけクリスマスデコしましたー。






毎年飾ってるガーランドを今年も飾って。


…一部魔女がいるのは、ベビーちゃんが「コレも飾って」とハロウィンのガーランドまで持ってきちゃったのですよ。

彼女の指示です。















去年母にもらったキルティングのタペストリー飾って。
















サンタ帽も壁に飾りました。
















クリスマスツリーも。


これは5年前くらいにダイソーで買ったツリーです。

いくらだったっけ?

流石に100円商品ではなかったんですけど、覚えてないなー。

安かったはずだから、5年も使って、経済的です 笑














これはベビーちゃんのサンタ服。

出しっぱなしでも可愛いので、デコの一部にしてます。















コンビニで買いました。

スタバのチルドコーヒー。
















あまーいコーヒーでした。

美味しかったでーす。









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過去記事もどうぞー↓


5年前の12月の記事でした。


去年のクリスマス…は、確かアンパンマンケーキを食べたはず。


今年は近所の美味しいケーキ屋さんのケーキを予約しました。


クリスマス前にベビーちゃんのバースデーがあるので、今年のアンパンマンケーキはその時に{emoji:028_char3.png.ウインク}