星恵子(Keiko Hoshi)著、『ストレスと免疫ーーー“ストレス病”はなぜ起こる、どう防ぐ』を読みました。

講談社のブルーバックスです。











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今回の本のお供は、鬼滅の刃の甘露寺蜜璃ちゃんと伊黒小芭内さんです。

この二人の鬼滅の刃のラブコメカップル、すごい好きです。


二人とも可愛いんだもん。

(できれば今世でも幸せになって欲しかったですが)来世では二人が幸せそうで嬉しいです。

二人が経営するご飯屋さんに、行ってみたいなぁ。


でもって旦那さんが奥さん大事に大事にしてるところを見学したいです。









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『「病は気から」の謎をとくーーー

昔から「病は気から」といわれています。このことは経験的に誰もが本当らしいと思っていても、なぜそうなるのか、これまで科学的に解明されたことはありませんでした。ところが数年前から、心や体のひずみであるストレスが人体を守る免疫細胞の働きを弱めて、ガンなどの生命にかかわるような病気を引き起こすことがわかってきました。では、ストレスはどのように免疫のシステムを狂わせるのか、また危険なストレスをどう防いだらいいのでしょう?自らもストレス病にかかったことがある著者が、その体験もふまえてやさしく解説します。』


(カバーより)









ストレスと病についてのお話です。


本書は4章仕立てになっておりまして、

①ストレスとは何か?
②ストレスに体はどう反応するか?
③ストレスは死を招く
④ストレスに強くなるには

この4つの章で構成されています。



本書の内容は章のタイトル通りでして。

プロローグと一章ではストレスとはいったい何のことなのかを著者の体験も合わせて紹介しながら解説し。

二章ではストレスがかかった時に生体の内部ではいったいどんなことが起こっているのか具体的に解説し。

三章と四章ではストレスはけして侮れないものであることを説明してどのような生き方がストレスに強い生き方であるのか解説しています。







とても読みやすい文章で、気負わずに楽しく読み通すことができ、ストレスと体の反応を一通り知ることができます。
良い本だと思います。

しかしいかんせん、この本が出版されたのは1993年で、もう30年近くも前の本になりますから、内容も古いです。

二章の生化学的な説明は知らないことが多くて面白かったですけど、それ以外の章については聞いたことがあるようなお話ばかりでした。

今ではストレスが身体に大きな影響を与えることなんて常識になっちゃってますけど、30年前はその考えがまだそこまで一般に浸透してなかったのかもしれませんね。
当時は新鮮な内容の本だったのかもしれませんが、今となっては誰でも知ってることが並べてあるだけのものになってしまっています。



たとえば、小学生とか中学生くらいのまだ知識のないお子さんなどに、ストレスがどんなものか知ってもらうには良い本かもしれません。
読みやすい本ですし。

しかし、今ではきっとストレスに関する新しく良い本が沢山あると思いますし、そういう本の方が最新の発見なども盛り込まれているでしょうから、わざわざ古い本を選ぶ必要はないかな?とも思います。



手元にあるなら読んで損はない本ですが、探し出して買い求めるほどのものかというと…うーん、どうかなぁ?

けしてディスるつもりはないんですが、医学は日進月歩でどんどん発達しておりますから、古い本はたとえ出版当時は名著であったとしても後にはどうしても微妙になっちゃうものが多いのは仕方ないことだと思います。






もしも古書店なんかで安く売っていたりしたら、この本、オススメします。(←私もそういう経緯で本書を読みました。)

30年前の本だということを踏まえて、楽しむために読むならば、読みやすく面白い本です。

しかし、お勉強するために読むならば、もっと新しい本を選んだ方がよいかもです。











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過去記事等もよろしくお願いいたしまーす。






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