ニュージーランドから

もっと楽しく、もっと気楽に

個性を活かした子育てを提案する

コメスキー純子です。

 

初めての方はこちらからどうぞ

 

 

 

先日は私の勤めるニュージーランドの小学校で

はっと息を呑むようなことが起こりました。

 

私は5歳から8歳までのお子さんを

少人数グループで担当しています。

教える内容は言わば『なんでも屋さん』

 

簡単な料理やガーデニング、ソーイングや編み物、

ミシンの使い方、クラフト、ハサミの使い方

頭の体操、植物のつくり、などなど。

 

モンテッソーリの学校では

実用的ライフスキルと呼びますが

将来役に立つ技術というくくりです。

その他、担任の先生や同僚の助けになることを

なんでもします。

 

 

新年度から転校してきた

高学年の男の子がいました。

まだまだ学校に慣れないので

みんなと一緒になかなか座れません。

クラス全員で話を聞くことが

とても苦手なお子さんなのでしょう。


 

まず場に慣れるため、磁石の教材で

自由に遊んでいる様子でした。
 

 

少し落ち着いてきた頃

クラス全員にお話をしていた先生に

「音がうるさいのでもう少し離れたところで

静かに遊んでね」と言われてしまいました。

 

 

かわいそうに。

せっかく教室の空気に慣れてきたところなのに。

 

 

しばらくすると星座のカードを渡されて、

あなたの課題はこれだよと指示されていました。

その時のその子の反応は、

 

 

「絶対ヤダ!」

 

 

そりゃそうだよね。

学校に慣れることが今のお仕事なのに

星座なんて急に言われてもねぇ。


 

どうしようかと朝からため息をつく同僚を横目に、

私はしばらくそのお子さんと

一緒に座ってみることにしました。

 


磁石のカラフルなスティックとボールの遊具で

魚釣りゲームのように遊んだり、

お互いを引っ張ったり、

ボールをとりやっこしたり、

ボールの先でスティックをくるくる回して

しばらく一緒に楽しみました。 


 このおもちゃ、ホントに楽しいです。

可能性が無限大なの。



初めてお話する、自分の担当ではない

すこし表情の固いお子さん。

普通の教室ではどうしても

個性が伸びづらいタイプで

自分の世界にいる人。


自閉症のお子さんだと多くの場合

なかなか視線が合わないけれど

初めてでも私の目をちらっと見て


一緒に遊んであげてもいいよというキョロキョロ


お顔でした。

なんだかうれしかったです。
 

 

私と座るのはどういうわけか嫌がらなかったので

だめでもともと、と思いながら

まず星座のカードを1枚だけ選んで

ここが長いね、

ここは三角みたいだねと

注意深く星の距離感を観察しました。


 

そこでパッとひらめき、彼に

これを磁石で作ってみようよ

誘ってみました。


 

そして5分後

私は奇跡を目の当たりにすることになるのです。

 

2へつづく

 

 無料相談受付中です。

大人の意識を変えて

子供の未来を広げるお手伝いをしています。

お問い合わせはホームページ巻末の

連絡先からどうぞ。

 

 

皆さん今年は書き初めをなさいましたか?

来週初めて会うお子さんたちとやってみます。

もう1月半ば、真夏のニュージーランドです。



10年前、中学時代の親友と久しぶりに日本で再会した時の話です。

 

「うちの子、予想通り、自閉症だったのよね。」

思わぬ話に、言葉が出ませんでした。

 

2歳位の可愛い盛りの時期に一度だけあったことがある息子さん。

再会を祝ってランチを頬張りながら彼女の話を聞いていると、

何年も連絡を取らない間に彼女がしてきた子育ては

私には想像もつかないことばかりでした。

 

5歳まで言葉があまり出なかったこと。

医師の診断がはっきりしなかったこと。

小学5年生になってようやく1人で通学できるようになったこと。

男性が女性にしてはいけない社会的マナーを

10歳過ぎたらしっかりと教えていること。

将来社会に溶け込めるように。

 

 

 

そして、学校では書写の時間が大好きなこと。

 

 

 

ニュージーランドに帰ってきてから、

彼女が送ってきてくれた写真は

本当に力強い、字の形がしっかりした

見事な書き初めでした。

 

「墨をベッタリ付けて書くのが好きなのよね。」

彼女はそういって、愛おしそうに息子さんの話をしてくれました。

書き初めの字は、そのとおりの、とても伸びやかな、

練習してもこんなふうには書けないだろうという勢いのある文字。

 

大胆なはね、はらいが見事で、

好きだからこんな字になった、という文字。

その黒々とした美しい作品を

私はずっと忘れることはないでしょう。

 

 

 

さて、皆さんのお子さんは

文字を書くことが好きですか。

同じ字ばかり書く、すぐに飽きる、作文は苦手など

いろいろなお子さんがいます。

 

学校では、鉛筆を持って字を書くことが

長続きしないお子さんが目立ちます。

ただ練習するだけの課題が好きな人とそうでない人。

大人も同じです。

 

字を書くことが好きな子は黙々と書くのですが、

飽きる子はすぐに飽きる。

 

私はそれで良いと思います。

 


猫と筆遊び  半紙のカサカサがたまらなく好きらしい

飽きたら、クレヨンに持ち替えて

カラフルにしたり、

砂を敷いた箱に大きく文字を書いたり、

ときには砂浜で、流木を使って

体全体を使って、好きな文字を書いてみる。

 

教室から外に出て、

漢字をそんなふうに教えた日もありました。

 


6年前の息子。勿論こんな真剣な日ばかりではなかったです。

 

小さなお子さんにとって、

読めない字はなかなか書けないので、

読めるまでたくさん見せてあげると良いです。

その字を知らなくても形を「描ける」人は

字形を見て真似をしています。

それは特別な才能です。

 

うちではケチャップで

オムレツになんども名前を書いたり、

クッキーで名前を作って

食べたら書けるようになるかな、なんて

冗談をいいながら遊んだこともありました。

 

 

大学時代、英単語を覚えるときに、

辞書を食べたという教授がいました。

ストイックというか、真剣というか。

そこまでして、必死に勉強する人もいるのかと思いました。

 

辞書は食べても美味しくありません。

そして、味気のない文字の練習をしても、

簡単には記憶に強く残らないでしょう。

 

 

書くことが好きな子供が

なぜもっと書きたがるかというと、

ただ単に面白いからです。

興味深いというInterestingな刺激だけではなく、

特に幼いときには、

やって楽しい、面白い、funというのが

とても大切なきっかけになります。

 

 

親友の息子さんが、墨をべったり付けて書くのが

たまらなく好きだったように

あなたのお子さんも

どうしてもやりたがるような

やりだしたら止まらないような

遊びはありませんか。

 

 

学んでいるときの、お子さんの顔を見ると

何を楽しんでいるかはよくわかります。

 

 

テストでははねる部分や、とめ、文字の形を

間違えると点がもらえないこともあるでしょう。

でもそれもずいぶん許容範囲が広がりました。

 「そうじゃない、もっと集中して、やりなおし」

そんな言葉をたくさん使われて、

あなたのお子さんは楽しく書けるでしょうか。


 学ぶ楽しさを押し付ける前に、

お子さんが何を楽しんでいるか

どのようなことに興味があるのか

じっくり見つめることが

その子供のやる気を支え、

未来を大きく変えるのです。

 

 


その子にとって一番よい教え方は

子供自身が教えてくれる


 ニュージーランドの小学校で

2年間仕事をしたり

漢字を5年間独自の方法で

地元の子供たちに教えながら

これは間違いないと確信したことです。

 


さて、あなたのお子さんが

夢中で何かに取り組むときにはどんな様子なのか

新年には、あなたなりの新しい見方で

観察してみてください。

 


お子さんは目をキラッとさせたり、

鼻息が荒くなったり、

何も言わずに黙々と何かをしたり、

ワクワクしながら道具箱を開けたり、

思わず大声を出したり、

終わる時間になっても作業をやめられなかったり

様々な反応を見せてくれます。

 

ヒントは子供との時間にあるはずです。

 

宝石の原石を探すつもりで

目を凝らして見てみませんか。

 

 

 

うちの子は大丈夫かしらと

何かしら不安のあるママへ

ただいま無料相談受付中


ご質問は

Instagram:Kome.2021

Facebook:Junko Comeskey

までメッセージでお願いいたします。




 

 

 

 

 

 

さて師走。

もうクリスマスまで1週間で、NZのご近所さんはお正月の前に家をきれいにする

日本人のような勢いで芝刈りに草取りに忙しくしております。

ペンキを塗ったり、部屋の模様替えをしたり、

家中クリスマスの飾りを付けたり

ライトを灯したり。

 

とはいえ私は生まれて初めてのショップ勤務。

プレゼントをお買い上げのお客様、

急いで時計の修理をお申し込みのお客様の対応をして

いよいよ、もう今年は締め切りましたとお話させていただいているところです。

 

日本の業者さんも、年末年始は店じまいすると思いますが、

NZではがっつり、年内1週間、年明けは2週間ほど閉まっています。

 

勤め先の宝石店は、モールのなかにあるせいで、

今週は夜7時まで、クリスマスイブも、26日の大売り出しの日も

全員出勤というお祭り騒ぎです。

 

歯科助手時代さえイブは休院日だったので、

なんとも言えない慌ただしさが新鮮。

 

思いもよらない体育会系のエイエイオー的な

同僚や同じモールで働くみなさんとの

一体感を楽しんでいます。

 

貴重なお休みの日にカフェでのんびりしました。

NZのカフェではよく小鳥が相席をします。

安心すると近寄ってくる。

生徒もお客様も同じだなあとしみじみ思いました。

 

 

 

さて、いくつか宝石店の裏話を書いてきました。

初めての分野の仕事で、とても緊張してはじめましたが、

英語のトークでも、人より優れた自分の特性を発見したり、

(ただの年の功)

2つの仕事を掛け持ちしてみて、どちらもパーマネントなので

とてもよく時間を分配できたり

新しい経験の多い年でした。

 

昨日は自分の売上が店でトップになり

自分でも驚くほど、お客様の話をよく聞き質問をしました。

ご所望の品を探すことがやっとできるようになったなと思います。

 

大きなダイヤモンドとか売ったわけではないのですが、

少額のお客様も「ダイヤのイヤリングを妻に」と

嬉しそうに買っていらっしゃる素敵な男性も

もちろん同じように、

何がそのお客様にとって良い品なのかを

焦らず、真剣に、そして最高に楽しく接客をさせていただきました。

 

人をサポートすることが、心底楽しいです。

 

さて、来年からは、長年続けてきた教育畑で、

学ぶ心を育てる活動をしていきたい。

そんな思いから、ホームページを作りました。

 

2つの仕事を掛け持ちなので、

もちろん店頭に立っていないときに

教育について考える時間を作ります。

 

私にとってはもう30年も息をするようにやってきたことで、

歯科助手時代には仕事ではない無料のライフワークとして

漢字を近所のハーフのお子さんに教えていました。

ダイニングが私の教室で『漢字クラブ』と名付けて

子どもたちといろいろな方法で学びました。

 

漢字クラブでは、放課後に疲れた子どもたちが

雨の日も風の日も通ってくださったので

そのお礼にとおやつを作るようになりました。

今でも、おいしそうに食べてくださるその嬉しさは、

私の学校での授業の土台になっています。

 

次回からはいよいよ、

お子さんが楽しく学ぶようになる工夫

効率的な学び方

どうしたら夢中で勉強したくなるかなどに焦点をおいた内容で

書いていこうと思います。

 

どんな辛いことがあっても、

支えてくれるのは人の笑顔とちょっとした言葉。

売上が上がらないときでも、ミスをしたときも、

コロナなどの影響で、勤務時間が激減して落ち込んでも

私を見ていてくださる方たちがいました。

 

頑張っている姿を認めてくれる店長や、同僚の先生方の、

声掛けと笑顔にはどれだけ支えられたことでしょう。

 

ふと、これは子どもたちが学ぶときも同じなのではと思いました。

 

学校だけで教えてきた教員ではなく、社会経験のある大人として

子どもたちに、私が与えられたものをお返ししていきたい。

いつも、その子にとって一番よい教え方を知らせてくれる子どもたち。

私が学校で毎週会う子どもたちだけではなく、

オンライン授業などで迷いの多いお子さんの力に少しでもなれたら

こんな嬉しいことはありません。

 

保護者の意識から、親と子供の未来を変える

 

みんなダイヤモンド

 

 

 

是非一度お越しください。

 

本日もご来店くださり誠にありがとうございました。

次回からはショップの店員バージョンから

変身いたしますので、どうぞお楽しみに。