王様ゲーム(ネタバレあり)② | Berryz LogBook

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Berryz工房を中心とした、ハロプロについてのブログです。
彼女たちを登場人物にした、小説も書いてます。

原作は、ネットでただで読めるので

映画化が発表された際に、ちょっとだけ読みました。


なんで最後まで読まなかったかというと…


止めときましょうw


「批評、批判は金を出した者の特権」がポリシーですから。


素人の我々が、偉そうに語れるのは

正当な対価を払っているからです。


閉じられたコミュニティで言うのはかまいませんが

ブログは誰でも閲覧可能、するべきではないです。


単なる感想なら良いと思いますけどね。


それでも理由もなしに「面白くない」は

ただの悪口ですから。



で、私が読んだのは、原因究明のため

廃校に乗り込む辺りまで。


時間が経っているので、細かいことは覚えてないですが

危機が差し迫ってるのに、そんなことしてる場合じゃ

ないだろうと思ったことは覚えてます。


展開上、なんらかの手がかりは掴むんだろうけど

普通に考えて、資料やなんかは処分されてでしょうから。


その答えを、愛理が教えてくれましたw


なるほど、千聖たちに原因究明するつもりはなかったんですね。


熊井ちゃんの幼馴染が王様だと、決め撃ちしてたわけだ。


でもねぇ、幼馴染のお友達が、パソコンからメールして

3人を抹殺していまうのは、どうなんでしょうか。


あの時点では裏付けが取れてません。


ひょっとしたら、4人で仲良く探索してのかもしれません。

電話に出なかったのは、単に圏外だったのかも。


そこで突然、千聖や桃が消えたら、

幼馴染はさぞビックリしたでしょうね。


あそこは3人の内の誰かが電話に出て


『安心してくれ、王様は我々が始末する』

「待ってくれ、あの写真は王様の罠だ。伸明は…」

『カチャ! プープープー』


みたいな展開が欲しいところです。



さて、肝心の王様の正体ですが。


「結局、わかんないままじゃん!」


という声もありますが、私は「熊井ちゃんが王様」

という解釈で、納得しています。


もちろん、彼女自身が命令していたわけではありません。


黒幕である、初代王様がいるわけで

この正体は明かされていません。


ですが、熊井ちゃんの行く先々で王様ゲームが行われ

彼女が最後まで生き残るよう操作されてるわけですから

命令する存在が王様ではなく、最後に生き残る存在

つまり熊井ちゃんが王様で良いんじゃないでしょうか。


なによりもラストシーン。


「わからないことがあったら、何でも訊いてね」

と微笑みかける熊井ちゃん。


この手の話では、よくあるパターンのラストですが

普通は、あの微笑の奥に邪悪な企みが隠されていて

そこに観客は恐怖するのです。


ですが熊井ちゃんの場合、なんの企みも隠されてません。

心の底から、微笑みかけてるのです。


にもかかわらず、繰り返されるであろう、あの惨劇。


そうとも知らず、純な心で笑顔を浮かべる熊井ちゃんに

私は戦慄を覚えました。


このラストシーンで「熊井ちゃんが王様」

それでいいんじゃないか、と思ったのです。



最後に。


そのラストシーンなんですが、とある学校に

転校生が登場するところから始まります。


この転校生、胸から下だけで、顔が映らないんですね。


熊井ちゃんが転校生と見せかけて、実は!


っていうのが監督の思惑だったんだろうと推測されます。


ところが!


この思惑をぶち壊してしまった人がいます。

何を隠そう、転校生であるご本人、舞美ですw


ハロプロTIME!で自分が最後に登場する

転校生役だって言っちゃったw


お蔭で、熊井ちゃんが飛んだ後、

舞美が転校する先に、熊井ちゃんが居るんだろうと

ラストシーンが読めちゃいましたw


前にも書きましたが、舞美のせいじゃないんですけどねw