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読売新聞『人生案内』を勝手に回答

読売新聞の朝刊に掲載されている元祖お悩み相談コーナーの『人生案内』。

沢山の回答者が、的確な(時に?)回答をされているので、じゃあ私も一言!というわけで、はじめてしまいました。

中途半端な時期からですが、どんどん回答しまくります。

ご期待あれ。

▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲  本日のお悩み ○●○●○●○●○●



『会いたい 妻の実父いずこ』



今回の回答者は、弁護士の土肥 幸代先生でした。



40歳代男性。

妻が10歳の時に両親が離婚、妻の母は、その後再婚し、妻はその義父と母親とに育てられ、結婚後も自分たちはよい関係であるが、妻の実父に関して所在は一切不明の様子。


久し振りの男性からの相談で、しかもとても心優しい内容のようですが・・・・。



誰でも自身がとても満たされ、幸せを体中で感じ、今がまさに最良だという時に、こういった「余裕」がでてきます。



それはとてもよい事です。




幸せで、気持ちにゆとりが生まれると、人間は手持ち無沙汰になります。



決してひねくれて言っているのではなく、ある意味、問題を抱えている人々からすると、こういったある種の「施し」みたいな感情を嫌います。



何故か。



人には、事情があって、それをいちいち人に話すというのは、中々体力・精神力がいるものです。


あなたは、まっすぐな善い人なので、きっと話したら、もっと心配させてしまう・・・とか、でももしかしたら、実父は、犯罪などで収監されているかもしれないのです。


言いたくない。のは、いろいろな理由があるから、言いたくないのです。


まぁ。今のは私のj想像ですが。

回答者の土肥先生がおっしゃっているように、どういう経緯で妻のご両親は離婚したか、妻も、母親も、ご相談者であるあなたに話してはいないのです。



このことを、大人であれば気づくハズですが、幸せの絶頂にいると、これが伝わらないんですね。



実父に会って、孫を見せてやり、一緒に楽しい時をすごしたい。


それは、あなたの「一人よがり」です。




ドラマのように、家族団らんや、ご対面など、理想は掲げればキリが無いですが、それを望まない、望めない人々もこの世にゴマンといます。



あなたはとても心優しく、思いやりもあり、家族を愛する理想的な夫なのでしょう。



先祖の供養の件にも触れていますが、お墓が無くても、仏壇が無くても、今ある命を先祖に感謝し慈しむ方法はいくらでもありますよ。



どんな人だったんだろう・・・と思い、語ることも供養です。



娘を愛情こめて育てるのも、供養です。



妻を家庭を大切にし、育ての親である妻の父親と、一生穏やかにお付き合いするのも、また供養なのです。


全ては順番に時が訪れます。



気を急くこともないのです。



今のまま、自然に任せればいいと思います。



▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲  本日のお悩み ▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲



『70代女性 三角関係が心配』



今回の回答者は、大学教授の大日向 雅美先生でした。



70歳代後半女性。

夫が亡くなり、ダンス教室に通い始め、そこで男性に声をかけられ付き合うようになり、身体の関係もあります。


しかし、付き合っている男性のダンスパートナーは既に決まっており、その女性に嫉妬してしまう。




本日は、広島に原爆が落とされた悼日。

戦争で沢山の方々が亡くなり、その中には夫を戦地にとられ亡くされた多くの妻たちがいました。

その妻たちが、お互いを助け合うように家の一部で店を出した、「お好み焼き屋」。


それが今の広島お好み焼きの原点だと、この『人生案内』の欄の上に特集で取り上げられているのが、皮肉な感じです。



さて、広島県に住むB子さん。


70歳代後半→60歳代に見える。と言われる。


うれしいことじゃないですか!


ロマンチストでおしゃれが大好き。


素晴らしい。女性はおしゃれも、知性も、惜しまず磨くのは良い事です。



あなたにとって、男性は現在付き合っている彼で、二人目。



少し、青春がよみがえり過ぎた感はありますね。



そして、三角関係、四角関係が心配とのこと。



その意味は当然、彼に妻がいるということで、ダンスパートナーもあなたにとっては、タダならぬ、相手のようです。



文章だけ読んでいると、20歳代の女性と変わらぬ熱烈ぶりですね。



でも、本当に、よぉ}~くわかりますよ。そのお気持ち。



今、あなたは、恋をしているんです。


だから、冷静さも、思慮深さも、何もかも脱ぎ捨ててしまっています。



そして、彼はそんなあなたの情熱に、ただ、圧倒されてしまっているのです。



おとなしく優しい彼。



でも、所詮、男です。



あっちにも、こっちにも、いい顔したい。


何事も穏便に済ませたい。



それが、彼の「優しさ」の部分です。

(本当の優しさとは、違います)



ひと時のアヴァンチュールなのです。



きっと、あなたは若い頃からいつも華やかで、素敵な女性だったのではないですか。


亡くなった夫も、それが自慢だったのでは。



フランス映画のように、華麗にそして物悲しく、物語は進みませんし、終わりません。


『恋』をするって素敵ですが、やはり現実はドロドロした人間関係が絡んできて、中々思うように展開しないのですね。



今は、半年ほど過ぎ、落ち着いてきたから、相談もできたのでしょう。


70歳代で『恋』ができ、ダンスをし、きっと生活も困らない、大変に恵まれた人生を送っているのですから、少しそのダンス教室から離れて、ボランティアなどに参加してみるのもいいのではないでしょうか。



健康なのですから、あなたと同じような年齢で、原爆症や病気などで生活に不自由している方々へ少しでも元気を分けてあげられる、強くて美しい天使になってみてください。



魅力的なあなたですから、すぐにまたモテモテです。


環境や時間は、また別の癒しをくれます。









*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆ 本日のお悩み  *☆*:;;;:*☆*:;;;:




『再婚した母 10年会えず』



今回の回答者は、作家の出久根 達郎さんでした。



30歳代、娘が一人いる主婦。

実母の相談。

母は10数年前に再婚し、他県で生活している。

再婚相手は病気で足が悪く、その母親も老齢のため介護の必要があるため、中々親子で会う機会がなく、10年が経過。

それに、姑が実子の私と会うのを嫌がっているとのこと。

私が会いたいと言うと、遠いから無理。と冷たい返事。

どうしたら・・・



ご相談者がちょうど高校生くらいのときに、再婚されたのですね。

寂しかったでしょうね。

娘が多感な時にも関わらず、ご自分の幸せを追求したお母さんを、あなたは受け入れたかたちでいましたが、ここへきてお互い「母親」としての意識の違いに苦しんでいるようです。




お母さんは、現在「更年期」で不安定な精神状態なのではないでしょうか。


そして、案外責任感が強く、自分で選んだ今の生活、人生を全うすべく足掻いている様に思います。



なんだか、「あと少し、あと少しの我慢・・・。でもこのまま、いやでも・・・」


という、心の葛藤があるように思えてなりません。



お母さんは、愛されたい、愛されたい、そして、自分も心から落ち着く愛する人を見つけたい。

そんな愛情に飢えた人生を送ってきたような人ではないですか。



いま、愛する人を世話し、その家族にも必要とされているお母さんは、ある意味、とても大変だけど、充実した思いの中にいるのでは・・・と思います。



しかし、ご相談者のあなただって、わが子を見せてあげたいし、一緒にすごしたいという気持ちがありますよね。



回答者の出久根さんがおっしゃっているとおり、「手紙」が一番だと思います。


手紙って、案外もらうとうれしいもので、たいした内容でもないのに、取っておきますよね。


書く内容なんて、別に「拝啓 何々~」とかしこまらなくてもいいので、普通に話し言葉で書いてゆけば、自然に筆も進みます。



一行目から、


今日は娘の○○が、お友達とケンカしました。


とか、


この間、お母さんに似合いそうな洋服を見つけました。


でもいいと思います。


そんな書き出しで充分です。


日記をつづるみたいに、素敵な便箋で、季節の切手を貼って送ってみてください。



母親の居場所がわかっていて、手紙が書けるだけでも幸せです。



介護で忙しいお母さんを、あなたの手紙で癒してあげてください。