お久しぶりでございます。
諸事情があり、やむなくアメブロのブログ作成をサボっておりました。
ようはあまりネタが無かった事もあります。
今回は題名の通り、福島県飯館村という所で行われている除染作業についてレポートします。
福島県飯館村は福一の強制避難勧告区域指定を受けていないにもかかわらず、いつの間にか勝手に「帰還困難区域」に指定さ
れたほどの汚染を示した地域です。
元々半農半牧の村であり「飯館牛」のブランド確立に成功し、これから明るい未来が待っている村でもある地域でした。
村人達は自主的に避難し、たまに自分の家を見回りに帰って来る事を繰り返しています。
飼育していた乳牛や肉牛は野に放たれ、エサを求めさまよい死骸となったり、あるいは低地帯である南相馬市の危険区域へ侵入していっています。
当然、強制避難勧告区域外であるため、東京電力、国からの賠償が得られず村人達は苦境に立たされているのが現状です。
除染作業現場入口にある警告。この先に鉄柵のゲートと防護服を着た監視員1人がいたが、警察官では無かった。話をしたが飯館村の方だと言う。写真撮影の依頼や収入と雇い主を尋ねたが「勘弁してくれ。」と断られた。私は当然、お馴染み「許可証」を携帯しておらず、侵入出来なかったが、「自己責任」で「村人の遠戚」と偽り、強攻突破した。
村のあちこちにある立て看板。実際に入っていってみてもバリケードがあってクルマでは通過できない。
除染作業の現場近くで待機していたダンプカー。
福島ナンバーである。
既に汚染土を積み込み待機中のようであったが、不審に思い、運転席にそっと近づいたところ、ドライバーは昼寝をしていた。
なんの事はない、昼休みの時間帯であったのであったのである。
除染作業員達の私有車。
この右上の水田で作業員が気温30℃の炎天下の下、地表を人力の工具で20~30cm程削る作業を繰り返していた。
私服で撮影しようとしていた私を近くにいた20歳程のヤンキーな作業員が「撮影は勘弁してくれ。」と言われたため、撮影は断念した。
話をすると日当¥6、000程で福島の飯坂温泉に分宿し、ここに毎日通ってくるという。
私の考えからすれば職にありつけないよりマシだが、リスクと費用が共に高すぎる労働だと思われる。
出身地は意外や危険区域から逃れた大熊町の青年で一か月80万円貰える筈なのだが、その事を聞いてみると「本来は漁師なんだから、身体だけは動かしていたい。」と言う理由だった。
確かに現在、福島市内のパチンコ店や新規マンションの入居、新車購入などは盛況で、その何割かは彼ら避難民達の恩恵によることが大きい。
しかし、そのしっぺ返しが国民全体への消費税増税案成立という「政治家達と官僚達は結局全員増税したかった。」という本音の隠れ簑に使われている事にハラワタが煮えくりかえる思いがする。
飯館村から流れる真野川を堰き止める真野川ダム。
主に農業・飲料用ダムである。
福島県の浜通り地方は降水量が少なく年間平均1200mm程度しかないため、ダムやため池に頼っている。
ご想像の通り、凄まじい放射能汚染があるはずだが、これまで公表された事は無い。
耕作放棄された飯館村の元水田。
ここまで雑草が生えると除草剤などでは手に負えない。
また、開墾し、除染しなければ元に戻れないのだ。
飯館村は歴史が半永久的に原始に戻った。
飯館村から出て、途中、県道浪江~国見線上で汚染土を運ぶダンプカーを待ち伏せ、追跡を開始。
一度西に走り、途中から福島県川俣町まで出て北上、福島県伊達市梁川町を目指す県道を走る。
梁川町に入り山船生地区に至る狭い林道に入る事になる。
この間、すれ違うダンプカーは16台。
全て福島ナンバーであった。
福島県伊達市梁川町にあった立て看板の一例。
他に2か所見受けられた。
地元の住民は気付いているのだ。
原発ビジネスを。
恐らく地元住民に現ナマが渡れば、 たちまちこの立て看板は撤去されるだろう。
ダンプカーが辿り着いた場所。
表面上は単なる採石場である。
重要な事はこの場所一体が福島県と宮城県にまたがる土地であり、「行政的に非常に立ち入りしにくいゴミ捨て場の典型」である、という事。
結局、ここに廃棄された汚染土は地に「ガラス処理」でもして保管しない限り、阿武隈川の支流、広瀬川に注ぎ、鎌倉期の伊達市の本拠地であった梁川町で阿武隈川に合流する。
採石場から出てきたダンプカーとハチ合わせ。
私がカメラを持っているのを確認すると、一旦、福島県方面に切ったハンドルを宮城県側に戻し、宮城県丸森町側に走り去って行った。
右上は福島県と宮城県境の表示。
一度道を戻って国道349号線から見た阿武隈峡。
宮城県丸森町側にある。
この川に沿ってローカル鉄道阿武隈急行が福島市~仙台市を結ぶ。
宮城県荒浜の阿武隈川河口。
昨年、.一日あたり5000億ベクレルという汚染を示したがそれ以降、この川に関する報道は全くなくなるか、削除されるかしてしまった。
現在でも、福島県浜通りの海水浴場をまわって見たが遊泳禁止である。
果たしてこの汚染されたこの河川が海に注ぐだけで海中の生物に影響がないわけがなく、まさに「海水汚染戦争」を世界に対して日本が仕掛けているととらえれも申し開きは出来ないし、防ぐ技術もない。