笑い泣きクライミング森秋彩選手

 2021年フィギュアスケート全日本選手権見に行ったそうですラブラブ

 

追加記事

 

 

メンタルを強くするために、何か考えていることはありますか?

 

「自分はプレッシャーを感じることがストレスだと思っていたけど、野口さんの自伝本『私とクライミング』を読んだらプレッシャーがないと楽しくないというか、『それがあるからこそ楽しい』というふうに書かれていて。確かに期待してもらえることはありがたいことだなと気がつけたし、

他競技だとフィギュアスケートの羽生結弦選手の滑りを観て、クライミングよりもメジャーで大勢の人からの期待を抱えているのにあんなに堂々とできてすごいと感じました。それがあったから、3月のリードジャパンカップ(以下LJC)決勝で最後の競技順だった時、『羽生選手はもっとすごい期待を抱えているんだ』と思い出したら緊張がほぐれてのびのびと登ることができました」

 

 

(インタビュー収録日:2022年3月10日)

雪の結晶“攻めの姿勢”でLJC3連覇
理想は「大胆かつ正確」な登り

雪の結晶高校卒業と大学進学
“文武両道”への挑戦

雪の結晶クライミングを「一生楽しみたい」
パリ、ロサンゼルスは通過点

など
 
 
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瑠璃茉莉 8月13日記事

 

スポーツクライミング女子複合

 

4位 森秋彩選手

 

 

 

キョロキョロbeeはクライミングの事は分からないので、ノーコメント

 

 

 

笑い泣きでも、森秋彩選手 考え方がしっかりしていて、

大好きになったよラブラブ

 

 

「最初のホールドをつかめない」スポーツクライミング、154cmの森秋彩20歳に不利なルートセットに批判も…本人は毅然「身長は関係ない」

2024/08/12 17:03
 

意図的に森を狙ったということはまずないが、そもそもつかむことすらできない選手が出るような設定では、選手の技量を競う以前に勝負が決まってしまうのではないか……疑問の声が起きたのは自然なことかもしれない。

森本人は毅然としていた

それでも森は、毅然としていた。

 今大会に限らず、身長面で不利な場合は少なくない。その中で競ってきた。

 

「身長は関係ないと思います。リーチ的にも強度的にも、自分には不可能な課題にも挑戦して行けるところまで行こうと取り組んできたのが強くなれたひとつかなと思います」

 と、技術の向上に力を注いできた。

 毅然としているのは今回だけではない。

 

・・・・・

 

学業、アルバイトに励みながら、それをハンディとせず、世界トップのレベルに伍して競ってきた。

 成績よりも、大切にしていることがある。

「ちっちゃい頃から、あまり他人を気にしていなかったです。今もそうです。人にじゃなく、自分に負けるのが悔しいですね。だからクライミングでも、ほんとうに人に対して、というのではなく、試合の勝ち負けよりも壁に向き合うことがいちばんだと思っています」

だから悔しさはある。

「まずは目標にしていたリードでトップ(ホールド)を獲ることができなかったのは悔しいですし、(ボルダーで)得意な(第2課題の)スラブを登れませんでした」

 

 悔しさはまた、力となる。

 

「悔しさを持ち帰るにはいちばんいい順位なので、素直に受け止めて頑張りたいです」

 

 トップを目指す挑戦は終わらない。

 
 
《部分抜粋》
 
――別の競技の選手から刺激を受けることは?

フィギュアスケートの羽生結弦選手は、去年12月、全日本選手権を見に行きました。堂々としたパフォーマンスを見て、どうやって心を整えているのかとか……本を読んだりもしてメンタル面の参考にしています。
 
 

自分の限界に挑戦するのがすごく楽しい

――1日の終わりに“振り返り”をするとのことですが、それはその日のクライミングを見直すのですか。
クライミングのことだけでなくて、学校や生活のことも含めてです。前はクライミングの練習日記をつけていたけど、性格的に前回の自分を超えられないと落ち込んじゃったり、前の練習メニューより低い負荷だとすごい後悔しちゃったりして、メンタル的によくなかったからやめました。いまは一日を振り返って、生活やクライミングのなかで、何か一つでもできたことを見つけて日記に書くようにしています。

 

――「努力の天才」と評されることがありますが。
努力しているっていうふうには思ってなくて、ただ登ることが大好きでたくさん登りたいのと……やさしいのをたくさんやるより、キツいのをやって自分の限界に挑戦するっていうのがすごく楽しいなって思うから。つらい練習にひたすら耐えて努力しているというよりは、それを楽しんでいるという気持ちが強いです。

 

 

――クライミングの一番の魅力や今後の目標を教えてください。
魅力は、壁と自分。人と争うのでなくて、壁をどうやって攻略するかというところ。大きい目標としては「一生登り続ける」というのがあって、その通過点としてワールドカップやオリンピックがあります。コンペティターというより、クライミングを楽しむ通過点に大会がある感じです。

 

(取材日=2022年2月18日、ボルダリングジム・フライハイトにて)