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TOBY FOX, THE CREATOR OF UNDERTALE AND COMPOSER OF MEGALOVANIA, SAW RE_PRAY LIVE AND LOVED IT

 

 

 

 

どういうことかくわしく説明すると…羽生結弦さんは今、"RE_PRAY"というアイスショーの単独公演を行っているところなんです。この公演は、羽生さんご自身が好きなRPGに着想を得たストーリーになっていて、ご本人お気に入りのゲームの曲がたくさん使われてるんです(『エストポリス伝記II』の曲が出てきたときは、僕もめちゃくちゃアガりました)。ネタバレしたくないのであまりくわしくは言いませんが、ストーリーはちょっと『UNDERTALE』っぽくて、僕にはうれしいサプライズでした!

 

言うまでもなく、こんなイベントで僕の曲を使ってもらえるなんて、光栄の極みです。幸い、僕も公演を会場で観ることができたんですが、とにかくすばらしくて、生涯忘れられない体験になりました。羽生さんが客席のほうを向いてくれたときは、思わず歓声を上げて、自分がクマのプーさんになったみたいな気持ちになりました。

 

 

『UNDERTALE』の開発者トビー・フォックス氏に聞く

2017.07.12 18:05

 

 

 

《抜粋》

 

テーマのひとつ“決意”の意味とは?

――本作のテーマは何になりますか?

トビー いくつかあるのですが、代表的なものだと“決意”ですね。“決意”は英語では“Determination”と言いますが、この言葉にはいろんなニュアンスが含まれています。

ここでは“意志の力”というような意味ですが、“決断”のような意味にもなり得ます。

 

“ケツイ”は、運命をコントロールする力……自分の決断や望みを、現実に変える力です。だから、とても重要な力と言えますね。これを持たない人は、世の波に押し流されてしまうでしょう。とはいえ、誤解しないでもらいたいのは、“決意”を持つことは生きる上で大事なことだけど、必ずしも善ではない、いうことです。

 

あまりに固すぎる決意を持った人は、たったひとりで世界の未来すら変えてしまうかもしれない……。

そんな力が、果たしてよいものなのか悪いものなのか、これは誰にもわからないでしょう……?

 

 

。。。。。

 

 

トビー キャラクターによって、作った理由や、作るときに受けた影響は違うので、心がけた点というのも、キャラクターごとにぜんぜん違います。

でも、ひとつ共通して言えるのは、どのキャラクターにもちゃんと“筋が通っている”、ということ。架空の世界を舞台にしていても、キャラクターたちの考えや行動は、リアルでウソのないものにしたかったんです。彼らには“人格”があって、ちょっと変なところがあったり、欠点があったり、好きなものや嫌いなものもある。信念も持っているし、間違うこともあれば、考えを変えることもある。

幸せ、悲しみ、優しさ、憎しみ、勇気、恐怖……そういういろいろな感情もあらわにします。そして、彼ら“モンスター”は“敵”だけど、ただポツンと存在しているわけではないんです。たとえゲームの中で描かれていなくても、彼らには家族がいて、友だちがいて、目標もあって、いろんな人と関わり合いながら日常を送っている……。

なぜなら、その人をその人たらしめるのは、本人だけじゃなく、周りにいる人たち……。その人が大切に思っている人たちでもあるからです。

つまり彼らは、“愛”に溢れる“モンスター”なんですね。だって、愛こそが、人を形づくる要素でしょう?