GIFT

武部聡志から皆様へのコメント
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今年2月に東京ドームで開催された羽生結弦制作総指揮による「Yuzuru Hanyu ICE STORY 2023 “GIFT” at Tokyo Dome」あの時の興奮と感動は今でも鮮明に覚えています。

羽生君が出演者全員を紹介したあと披露した楽曲「GIFT」をようやくお届けする事が出来ます。
この曲は僕から彼への「労い」であり、我々からご覧になった方々への「感謝」でもあります。
この「GIFT」が皆様の力や、癒しになれることを心から願っています。

是非お聴きください!

 

武部聡志

 

https://www.sonymusic.co.jp/artist/takebesatoshi/info/557656

 

 

 

 

 

 

武部聡志さん

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

武部聡志(音楽監督)
(フィギュアスケートで印象に残っている演技は)

やはりオリンピックの羽生選手です。ぼくは素人ですから技術はわからないですが、音楽の世界にも、テクニックを超越したものはある。ある種、神がかった瞬間がフィギュアスケートの世界にもあるんだと思いました。ぼくらよりもはるかに多くのものを背負っているわけじゃないですか。日本国民全員の期待であるとか。国を背負った立場で、あれだけの演技ができるのは普通の精神力ではできない。とんでもないことだと思いながら見ていました。

(スケーターの音楽性について)

みなさん、とてもよく音楽を聴いているなと。ぼくら音楽家が考えるのとは違うタイミングで音を取っているんですね。前半で、羽生選手がCHEMISTRYの曲で滑ったんだけど、ぼくがピアノのグリッサンドを入れたところ、それをもう半拍早くしてくれとリクエストされて、それを振りに取り入れていることに驚いたんです。全体の曲の流れだけでなく、ひとつの楽器の音も取っているんだと感心しました。