羽生結弦を「手本とすべき」 

露の名伯楽が自国選手に提言「これが天才の真の行為」

https://the-ans.jp/news/38155/

 

羽生をお手本に―タラソワ氏が提言

 

《抜粋》

 

「ロシアフィギュアスケート界の重鎮・タチアナ・タラソワ氏がロシアのフィギュスケーターにソチ五輪と平昌五輪の金メダリストの羽生結弦を手本とし、プログラムにおける難易度を維持するように呼びかけた」

 記事ではこうつづり、今季からのルール改正によって、多くのスケーターが難易度の高いジャンプを敬遠している状況を伝えている。

「なぜなら失敗した場合、大きな減点となるからだ。ロシアのミハイル・コリヤダはオンドレイネペラ杯で合計274.37点で優勝したが、ショート、フリーの両方で4回転ルッツを跳ばず、3回転ルッツに変えた。ショートとフリーでコリヤダは3回、4回転ジャンプを跳んだが、すべてトウループだった」

 コリヤダのプログラムをこう説明。一方で羽生はショートプログラムで4回転トウループ、4回転サルコー、フリーでは4回転ループ、4回転トウループ、4回転サルコーを跳んだことも伝えている。

 

「困難を避けないで」と羽生の姿勢を称賛

 

《抜粋》

「困難を避けないでください! ハニュウは驚くべき人物だ。男子フィギュアスケート界を牽引し(難しいプログラムを)諦めない。私達ロシアのスケーターも利益にならないことも考えに入れる必要がある。シーズンの初めは難しいジャンプ(4回転ジャンプ)を試してみて、SPで2回跳ぶことを私は勧める」

 リスクを恐れずにトライする必要性を力説している。また、タラソワ氏はコリヤダが3種類の4回転ジャンプを跳べることを挙げなから、「私は今、批判しているのではないのです、自分の見解を述べているだけです」と強調しているという。