デパートという存在の凋落が激しいような気がします。
ここ20年くらい、売り上げがどのデパートも軒並み右肩下がり。
三越・伊勢丹などのように統廃合も進みつつありますが、
とても前向きな統合とは言えず、統合→リストラ
という方向なわけで、縮小均衡を目指している
だけのように思えます。
もう百貨店の存在意義を見直す時期にあるのかもしれません。
かつてのように”なんでもある”存在は意味をなさなくなっています。
ドンキホーテなどのディスカウント店、ヤマダ電機などの総合電気店も
品揃えが相当あり、郊外に行けばブランド品のアウトレットモールも花盛り。
しかも同じ品(ブランド)でも、デパートに比べかなり安い。
総合的な品揃えなら、これも郊外に林立している大型ショッピングモールに
行けば、それこそデパートよりもよほど品揃えに優れています。
百貨店はどこに強みを持ち、誰に何を売るのか、考える時期にいるような
気がします。
↓ちなみに、私がここ1年にデパートで買った品ですが、
・子供のランドセル(原資は両親)
・取引先へのお中元やお歳暮(お返しのみ)
・知り合いの出産祝い(ミキハウス)
・ホワイトデーのお返し
ほとんどが贈答品・記念品などです。
現在の百貨店の競争力は、そのブランド力となっているわけですが、
逆に言えば、百貨店というブランド力のみが優位性と言えるわけで、
フォーエバー21や、ユニクロだのを誘致して若い人(!?)を
集めることが解決策ではないと思います。
そもそもそういうことをやりだすと、百貨店というブランド力に傷がつき、
それこそ競争力を失う命取りとなると思います。
安くていいもの、はそれこそユニクロなどに任せて、
高くてかなりいいものに注力すべきではないでしょうか。
いいものをたくさん、自力で見つけて仕入れて売る。
これが百貨店の生き残る最後の手段だと思います。
それもニッチな世界で単に縮小均衡することだけではなくて、
その分野では圧倒的な優位性を持てる存在は
逆に他が真似できない存在となることでしょう。
それこそが本当の競争力なんだと思います。
小手先だけで、どうにかなる時代ではないのですから。
ということは他人事ではなくて、当社にもいえると思います。
同業他社は全国にたくさん(それこそ何千社?何万社?)いる業界において
自社の強みとはなんなのかを、(特にこんなご時勢なら尚更)
よく精査していく必要があります。
当社でないと出来ないもの。逆に当社ではやってはいけないこと。
それをよく考えて行きたいと思います。