NATSUKO からの コピー・貼り付けです
*****2004.7.25 スタート時の記事です*****
娘の生命力には感動している。
私が、長男の出産後、体調が悪く、婦人科から出される薬を飲んでいる時に、妊娠した子。
病院に聞いてみると、奇形の懸念のある薬だとか。
堕胎する日まで決めた。
でも
手術の前夜、何かのドラマで、主題歌中
妊娠中のお腹の中の胎児を映している場面があって・・・
「丁度、今、このくらいの大きさだよなぁ~」なんて見ている間に
堕す気がなくなった。
「100%奇形だと決まったわけでもないし~」なんて。
手術をドタキャンした。
産まれてきた子は
顎の発達が遅れていて、母乳はしっかり出るのに私の乳首を吸えなかった。
大きな穴の哺乳瓶に母乳を搾り、顎の介助をしてやって、やっと飲める子。
肝臓も悪かった。黄疸が出ていて、産まれてからドンドン体重が減っていく。
すぐ入院の札が立った。退院も私と一緒にできなかった。
そんな子が・・・
早めに始めた離乳食で、乾燥タイプの『レバー&緑黄色野菜』を
混ぜなければ、何一つ食べなかったのだ。
人間の本能かしら? 足りないものを欲しがっていたのかも?
元気に育って欲しかったから、欲しがるもの(そして体に良さそうなもの)を
進んで食べさせた。(つまり、毎食『レバー&緑黄色野菜』)
スクスク育った。
今では、170cm、ナイス・バディ。肌が抜群に綺麗。
抗がん剤(DTICを5日間静注・ウベニメックス30を経口投与)をやっている頃・・・
いろんな副作用が出た。(他にも山ほどの薬)
末梢神経障害(特に尺骨神経)が出て、字が書けなくなったり。。。
だから、じゃがいもの皮を剥くにも、まな板に置いて、皮を切り落とすように
包丁を使っていた。。。細かいことは忘れたけれど。
目の焦点が合わなくなった時は、さすがに焦った。
車の運転をして・・・『3』と『8』が、『6』か『9』かが、見分けがつかない。
センターラインが何本にも見える。
怖かった。
私は子供を3人しか産んでいないのに~目の前に子供が何人も居る。
一番、精神的に参ってた時だったと思う。
夜、子供を寝かせつけてしまうと、一人の時間・・・死神の足音が聞こえるような気がして・・・
病院で睡眠薬を出してもらっていた。
その睡眠薬をためて・・・
無理心中を試みたことがある。
マックのオレンジ・ジュースにハルシオンを溶かして子供達に飲ませ
車ごと、海に入水する予定だった。
朝のワイド・ショーでは、親子の無理心中があると
「子供まで連れていくことはないのに・・・」なんて
コメンテーターが言っていたのは聞いていた。
でも私は
「子供を連れていくのが母親だ!!」と思っていた。
「子供を置いていける環境なら、日本の母親は生きていけるのだ!
それが日本の母親の魂だ!!」
なんて思っていた。
海岸で遺書を2通書いたところで、娘が寝ぐざりをした。
「うぅぅぅ~ん」と。
男の子二人は、熟睡だった。同じ量のハルシオンだったのに。
娘の鳴き声を聞いて、ハッと気付いた。
「ワタシ・・・コドモヲ コロソウトシテイルンダ」と。
「無理心中って、一緒に死ぬことじゃないんだ!
子供を無理やり殺して、自分が死ぬことなんだ!」と、始めて気付いた。
一緒に死ぬなんて、詭弁!綺麗ごと。
娘の鳴き声で、気付かされた・・・私の愚かさ。。
娘は・・・睡眠薬の効きが悪かったのか。。。
これも娘の生命力。。
娘の生命力に感謝。
