会社帰りにいつもの道を歩いていると、視界に違和感。
道沿いにある老人ホームの前に、ちょっとした人だかりができていた。
黒く大きな車。
ご家族らしき人たちが車に乗り込むところ。
同じユニフォームを着用したホーム職員たちがずらりと並び、深々と頭を下げていた。
きっと誰かが亡くなられたのだと、すぐにわかった。
直接の知り合いではないけれど、その場の空気に胸が苦しくなった。
どんな人生だったんだろう、とか、家族の気持ちとか。
静かだけど、とても重い空気。
自分もなんだか一気に現実に引き戻される。
毎日のように通る道でも、こんな風に「人生の終わり」に直面することがある。
当たり前のように過ぎる日々も、実はかけがえのない時間なのだ。
足取りが重くなった帰り道だったけれど、こういう気づきも大切にし、感謝しながら生活をしていきたいと思う。
そんな水曜日の夜。
