夜ごはんを食べに三軒茶屋へ。
今回目指したのは、このエリアでも有数の人気を誇るラーメン店「臥龍(がりゅう)」だ。
お店の前に到着すると、案の定、外には数名のお客様が列を作っていた。
「やっぱり人気店なのねー。」
と期待感を膨らませつつ順番を待つ。
やがて店内に案内され、カウンター席へ。
今回は初訪問ということもあり、迷わず基本のラーメン(鶏白湯)をオーダーしてみた。
さっそくスープを一口。
評判の鶏白湯スープはお上品な味わい。
しかし、私には「淡白すぎる」と感じられた。
もっと濃厚でコクのある鶏白湯をイメージしていただけに、どこか肩透かしを喰らったような感覚が否めない。
勝手にイメージして挑んだのは私なんだけどね。
どれほど世間で評価されている人気店であっても、自分の「好み」に刺さらなければ、どうにも消化不良な気持ちが残ってしまうものだ。食の好みというのは、本当に繊細で難しい。
そしてもうひとつ。
気になったのが店内の空気感。
カウンター越しに、常連と思われる男女のお客さんが、キッチンの中にいるスタッフの方と終始楽しそうにおしゃべりを続けている。
アットホームと言えば聞こえはいいのかもしれない。けれど、静かに食事をしたいお客様の視点からすると、どこか身内ノリが外に漏れ出しているようで、あまり美しい光景とは感じられなかった。
味の好みもお店の雰囲気も巡り合わせ。
期待が大きかった分、少しモヤモヤとした余韻を残しながら、賑やかな三茶の街を後にした。

