一昔前まで「アニメ=子供向け」と思っていた方も多いはず。
ですが近年のアニメ作品は、子供には刺激が強すぎるテーマや描写を含むものが増えています。
軽い気持ちで観始めたら、心に深く突き刺さるような内容だった…なんてことも。
シュールで切なかったのが、『コタローは1人暮らし』。
一見すると、ほっこり系の日常アニメ。
しかし蓋を開けてみると、「子供なのに一人暮らし?」「え?親は?」「生活費は?」など、次々とリアルな問題が浮かび上がってきます。
主人公コタローくんの言動が大人びていて、笑える反面、その背景にある“家庭環境”を考えると胸が締め付けられます。
決して悪い作品ではなく、むしろ良質と感じます。
残酷で衝撃的なのが『タコピーの原罪』です。
正直、これは想像以上に過酷。
夫に勧められて、1話が終わったところ。
可哀想なので「早く視聴完了したい」と思わせるほど。
(全6話なので、すぐに終わりそうです。)
コレね、〈タコピー〉という可愛らしい響きと、ポップなビジュアルに騙されてはいけません!!!
コレがタコピーね。
可愛いのよ。
「可愛い宇宙人が地球で子供たちと交流する話かな?」と思ったら、まったく違うのよ。
いじめ、家庭問題、倫理、生と死…。
大人でも観ていて辛くなるようなテーマが容赦無い!
“原罪”というタイトルが全てを物語っており、シュールさを超えて、もはや社会派サスペンスに近い印象すら受けつつあります。
アニメの表現の幅が広がったことは素晴らしいことです。
だけど、内容の取捨選択も大事です。
可愛らしいキャラデザインや、明るいOPに油断して、子供に見せてしまうと、精神的に強い影響を与える可能性も。
まずは大人が視聴してみて、その作品の“中身”を確認することが大切かと。
最近のアニメって、子供だけのモノでは無いのね。
