「最近の若いもんは」
てやつ。
これも同じ。
時代や環境で変わるのに、
自分基準。
逆にお前はどうなんだと。
例えば高度経済成長のとき。
それ以前の人から見たら、
「なにを変な服着てんだ」
と。
「ガンダムみたいな肩しやがって」
と。(勝手なイメージ。)
「後漢書」より。 列女伝
周郁(しゅういく)の妻。
沛県の周郁の妻
同郡の趙孝の娘。
字は阿。
幼い時より躾がよく、
嫁としてのたしなみ、
教養があった。
周郁は浮気で軽はずみ、
周郁の父親の周偉が、
嫁の阿に言う、
「そなたは賢者の嫁。
道によって夫の行いを
正すのが当然。
周郁の行儀が悪いのは
そなたのせいじゃ。」と。
阿は頭を下げてこれを
受けた。
その後左右の者に言うには、
「私には樊姫・衛姫のような
徳がない。だのにお舅さまは
私をお叱りになる。
私が旦那さまをお諫めして、
(旦那さまに)聞き入れられ
なかったら、お舅さまはきっと、
私を言い付けの守らぬ嫁と
思うでしょう。
そうすれば私が悪い事になる。
逆に聞き入れられたとしても、
旦那さまは子として親の言う事
には聞かないが嫁のいいなりに
なる人間と言う事になる。
そうすれば旦那さまが悪い事に
なる。
こんな風だったら生きていても
仕方がない。」と。
そう言って自殺した。
これを聞いて悲しまない
ものはなかった。
樊姫
…楚の荘王の妻。
荘王が狩猟にはまって
いた時、肉食を断って、
荘王を諫めた。
衛姫
…斉の桓公の妻。
桓公の音楽狂いを
諫めた。
しかし、何と理不尽な。
個人的にいえば、
『お前の教育のせいで
あいつの頭が悪いんだろう。』と。
なにも死ぬ事はないだろうに。
短編。
劉根
潁川の人
山の中にて隠遁していた。
弟子になりたいと遠方から
人がやってくる。
郡太守の史祈は劉根を
いかがわしいと思い逮捕。
詰問して言うには、
史祈
「お前、どういう術を悟り、
民をたぶらかすんだ?
もし、本当にできるなら
この場で示せ。もし、
出来なければこの場で
切り捨てる。」と。
劉根
「簡単でございます。私は
幽霊を呼び出すことが出来
ます。」と。
劉根は左を振り返り口笛を吹く。
数十秒の後、史祈の亡くなった
父親、祖父、近親者数十名が
後ろ手に縛られて現れた。
幽霊が劉根に向かって言うには、
史祈の父
「倅が御無礼仕りました。
一万遍死刑にされても
当然です。」です。
また振り向いて言うには、
史祈の父
「お前は子孫として先祖に
いい事は何もしないばかり
ではなく、逆に先祖に恥を
かける。頭を打ちつけわれら
のために詫びせよ。」と。
そこで史祈は驚き恐れ、
泣いて頭を打ちつけて詫びた。
劉根は何も言わず、霊とともに
立ち去った。
『後漢書』の最後に、
「行方が知れない」
てあるんだけど、面白いね。