「戦国策」より。
靖郭君の話。
靖郭君(田嬰)は斉の人
孟嘗君(田文)の父親。
孟嘗君の封地〈薛〉は、
靖郭君の時与えられた。
本編
靖郭君が封地の〈薛〉に
城を築こうとした。
賓客たちは皆、これを諫める。
あまりにも諌める人が
多いので、靖郭君は
取次の者に、
靖郭君
「客が諫めに来ても、
取り次ぐな」と。
ある時、斉の人で、
取り次ぎを請う者が
来た。
その人が言うには、
男「私はたった三言
だけ申させて頂きたい。
もし、一言でも過ぎた
のならば、私を煮殺して
ください。」と。
靖郭君は「それならば」
と言って、引見することに
した。