YAMAHA PACIFICA 302S 17 ハイパスフィルター追加 | BED SIDE CHILI PAPER

YAMAHA PACIFICA 302S 17 ハイパスフィルター追加

改造用に購入したボロボロのテレキャスター、今回で改造第17弾。



改造第16弾


もう改造するところ無いぞと思ってたんですが、今回ハイパスフィルター(スムーステーパー)を導入する事にした。


音量を下げると、高音成分が無くなります。

20年前、音楽活動をガツガツやっていた時はギターの歪み量をギターのボリュームで頻繁にコントロールしてました。

その当時も気になってましたが、いま過去のライブ映像とかを見ると、ボリュームを絞り過ぎて音がモコモコしてしまうことがありました。


ハイパスフィルターとは、ボリュームを下げた時にもハイ落ちを補正するもの。

ボリュームを頻繁に触る自分のスタイルに合ってるかなとずっと思っていて、導入します。


という事で、開始。


あ、これを機会にピックアップの配線も見直します。

MUSICMAN AXISのハーフトーンが大のお気に入りで、多用するプレイスタイルなのですが、思い通りの配線になってないんです。

配線間違えた?


ディマジオのシングルタイプのハムバッカーが2つついてます。


現在は左の配線。

これをMUSICMANのように右にしたい。

ハーフトーンの時、フロントのコイルを逆にする必要があります(ピンクで塗った部分)。

要はタップになるコイルを入れ替えるということ。


ディマジオの説明書通りだと、黒と白(画像では水色)を結線して配線する事でコイルタップできると書いてあるため、無知な私はそれ通りに配線してました。

この結線だと、ピンクで囲ったように、左側のコイルがタップになります。


なので、フロントの方だけタップを逆にする、

赤と緑を結線する事で、右側のコイルがタップされます。

配線図はこんな感じ。


ハイパスフィルターはボリュームPOTの2番と3番に繋ぎます。



ちょっとわかり辛いけど、こんな感じ。


配線完了。

少しごちゃごちゃしてるけど、配線の取り回しは少し上達したと思ってます。

1発で思い通りに音が鳴りました。

良かった〜。ハーフトーンが心地よい。


さて、肝心の音なのですが、ボリュームが0になるギリギリまで高音が残ります。


高音は残るものの、ボリュームを絞りすぎると少し不自然な音。ほんとに高音だけ残る感じ。


このギターのピックアップがシングルタイプのハムバッカー。割と高音がシャキシャキしているので、ハイパスフィルターつける効果は薄いのかな。


シングルコイル2つのハムバッカー搭載のギターに今度つけてみよう。


さあ、このギター、改造18弾はあるのかな。次は何やろうか。


では!