大まかな説明です。事例も^^
1ラウンド 現状把握 どんな危険が潜んでいるか、思いつくまま挙げる
○○なので○○になる
2ラウンド 本質追究 危険のポイントと思われるものを選ぶ
○○なので○○になる!ヨシ ◎
3ラウンド 対策樹立 もっとも危険と思われるもに対する具体的な対策を各項目ごとに3個程度出す
4ラウンド 目標設定 絞込みをして2~3項目にする
対策の重要なところに赤でアンダーラインを引く
チーム行動目標 ~を~して~しよう ヨシ!
手法としては、ある現場の写真やイラストを各グループ毎にチームを作り、1ラウンドから順に進めてゆくものです。
例えば 「レストランの入り口で丸い回転するイスの上にのって窓ガラスを拭いている」
という状態のイラストや写真があったとします。
そこでどんな危険が潜んでいるかをみんなで考えるのです。
例として
回転する不安定なイスの上にのっているので、
イスが回転して足元が不安定になり、イスから転倒し、足の骨を折る。
というような現状把握がいくつも出されます。
それに対し、
不安定な回転イスの上での作なので、転倒し足を怪我する、ヨシ
とまとめる
そしてこの対策をたてる
高いところを拭くときは、安定したイスにのって作業する、ヨシ
と最終的な行動目標をたてるのです。
このとき、注意する点は、否定形「回転するイスに乗ってはいけない!」というような文ではなく、肯定的な言葉にすることが重要です。
○○をしてはいけない!というフレーズはダメです。
人間は、不思議と否定されることばを発するより、肯定の言葉のほうが、行動に移されるようです。
特に、安全行動やヒューマンエラー対策は同じ行為でも肯定系の言葉で進めるほうが効果があるのです。
防犯対策なども、このような手法を活用して対策を講じることは、とても大切なことだと考えます。