どうも!
広尾ウォーカーの姫です。おじぎ
 
先日取材で、3月1日にOPENしたワイナリーレストラン『アズール エ マサウエキ』に
ワイン講師の瀬川あずさちゃんと行ってまいりました。
「あずちゃんとアズールに行きたいね~。」、
なぁんて、二人で駄洒落みたいなことを話していたら実現しました^^
 
トゥクライミング
 
外観
 
場所は、西麻布交差点から裏手に入ったところ。
シックな佇まいで、デートでエスコートされたら、ドキドキしそうです。(妄想族活動中)
 
ウェイティングスペース
 
ワインケーブのようなスペースですね。
そこに飾られたワインは、Wine spectrumが選ぶ2016年ベストワインメーカーに選出された「AZUR WINES(アズール・ワインズ)」。
こちらは、カリフォルニア・ナパバレーの最上級ワインを味わえるレストランなのです。
客席は60席。
広々としたテーブル席の他に、個室(別途個室料が5000円~かかります。)もあります。
 
こちらがOPENするにあたり招聘されたのは、植木将仁シェフ。
シェフのお料理は、親戚の結婚式で訪れた銀座のウェディング兼レストランの店舗で
フレンチのシェフをされていた時に食べたことがあり、
また、改めてお食事をしてみたいと思っていたので、ご近所にできて嬉しいです。
植木シェフは、石川県出身なので、国内の中でも主に石川県のものを使っています。
さらには、カトラリーにもこだわってます。
 
コースは、月替わりで、ワインペアリングをお皿ごとにつけられます。
つまり厳選されたワインと和素材のフレンチとのマリアージュを楽しめる訳です。
 
あずちゃんと姫 Sparkling Dom Ferro Reserva と共に
 
まずは、スパークリングワイン「Dom Ferro Reserva」で乾杯♪
室内でお花見をしながら、華やかなワインをいただきました。
 
幸いなる出会い
 
いきなり盆栽が登場!
山ぶどうの木の枝に、飴でコーティングした小さなトマトがくっついたアミューズです。
トマトのには、ラタトゥイユが入っています。
芸術的センスがあり、細やかなお料理でした。
 
玉響
 
石の上に3種類のお料理が盛られてます。
シューは、中に石川県のズワイカニのクリームが詰められていました。
蒸した鶏肉は、クミンシードで和えて、カレー風味でした。
本マグロは、食べやすく串打ちされていました。
遊び心がありながら、素材が活かされていました。
 
能登115
 
「のとてまり」という石川県産の高級な原木椎茸です。
分厚い椎茸を醤油を発酵してパウダー状にしたものにつけていただきました。
椎茸特有の主張した香りが少ないのに旨味があり、もう一枚食べたくなりました。
 
solace napa valley ワイン
 
鼻に抜ける香りが爽やかな白ワインでした。
 
甘美なる憂鬱
 
植木シェフのスペシャリテです。
はっさくの上にフォアグラのコンフィ、天然車海老、ガレット、カカオシャンティが
重ねられていました。
海老×フォアグラって珍しい組み合わせに挑まれていますよね!!
これら全素材を一口サイズにしてまとめて味わうと、5味を感じて楽しめました。
 
Azur rose 2015
 
若干ロゼっぽくない色をしているけれど、ロゼなんですの。
フォアグラに合う甘めなワインでした。
 
枯山水
 
山水の風景を表現する庭園様式「枯山水」をイメージした箱の上に、
パルミジャーノチーズ風味の稚鮎のフリットが載ってます。
淡泊な稚鮎にふきのとうのほろ苦さとシャンパンブルーベリーソースの甘酸っぱさで
バランスがとれてました。
 
Albert Boxler Riesling 2014
 
ナパだけでなくフランスワインも扱っており、
こちらは、アルザスのリースリング100%の白ワインです。
お料理を引き立たせる芳醇な味わいでした。
 
Brick House Wines Les Dijonnais Pinot Noir
 
酸味があって、メリハリがある赤ワインでした。
 
荒波を乗り越えて
 
ガストロパックで加熱して身がふっくらしたアカハタに、
加賀レンコン サフランふぐ子ソースが添えられていました。
ふぐ子は、ふぐの卵巣を漬けた白山市の珍味です。
フレンチにこの珍味を相性良く活かす、発想が素晴らしいです。
 
自家製パンと海藻バター
 
パティシエさんが焼いたバターリッチなブリオッシュと
ブルターニュのバターに海藻を練り込んだものをつけていただきました。
 
Ohmine Junmai Daiginjo
 
白いモダンなボトルから注がれた清らかなお酒。
山口県産の最高級酒米「山田錦」を原料とし、
日本銘水百選の「弁天の湧水」を仕込み水に使用してます。
フルーティーな日本酒でした。
 
ゆらめく微光
 
能登湧水とアズールワインを混ぜて作ったジュレに柚子を散らしてます。
煌めきから放つ香りにうっとりしました。
 
Azur Wines Reserve 2012
 
蛇のようなデカンタでデカンタージュしてくださいました。
ベリー系のアロマが心地良く、次のジビエにぴったりでした!
 
里山からの贈り物
 
メインディッシュは、伊豆天城の仔鹿の藁焼きです。
ストウブ鍋に藁を敷いて子鹿を焼いているので、スモーキーさがありました。
胡椒を効かせたソースポワブラードは、ワイルドなお肉にマッチしてました。
 

あの頃の思い出
 
あまおうのババ、寺田本家のザバイヨーネクリームにとちおとめのソルベといった構成です。
あまずっぱい青春の味でしょうか?
また、妄想族が活動しちゃいます。
 
CAMPBELL EARLY premiun
 
女子ウケの良い都農ワインの「CAMPBELL EARLY」シリーズ。
中でもプレミアムです!
苺のようなテイストからあの頃の思い出が色濃く残りました。
 
白峰
 
また、白山にまつわるものですね♪
チョコレートクランブル、黒ゴマクリーム、ローストアーモンドスライス、
グランマニエわらび餅といった構成です。
特にクレープシュゼットで使うようなグランマニエをわらび餅に使っているところが驚きでした。
普通にわらび餅を出すと和になってしまうところを、
ちゃんとフレンチと融合させていました。
 
Sweet Tsuno
 
都農ワインの中でも、食後向きで、上品な甘口ワインでした。
 
小さな宝石たち
 
ソーイングボックスのようなレトロな箱の中には、プティフール(小菓子)が入ってました。
アズールワインのグミがあったり、
季節柄桜のマカロンも入ってました。
 
当たり棒
 
マカロンを食べたら、なんと「当たり」を引きました!(^^)!
幼少の頃よく食べたアイスキャンディーの懐かしさと嬉しさがありました。
ちなみにこの日の「当たり」は、食後酒のサービスでした♪
 
どれも、お皿とワインのアプローチが素晴らしく、
有意義な時間を過ごすことができました。
 
それぞれの素材が育った地に旅したくなりました!
 
西麻布 石川経由で ナパの旅 ~姫心の俳句より~
 
『アズール エ マサウエキ』のオフィシャルサイトは、こちら