どうも!
広尾ウォーカーの姫です。おじぎ
 
先日、妃の誕生日が近いので、
両親と妃の好きな日本料理店に行ってまいりました。
 
トゥクライミング
 
外観
 
白い壁に家紋のようなロゴと表札のような看板を発見!
妃よ、こんなに隠れ家チックなお店を知っているとは。
食と関係ない仕事をしているのに、娘ながらビックリ!
こちらの店名『四四A2』とは、
料理長のお名前、福島良篤(よしあつ)氏からなぞられたものだとか。
 
内観
 
店内は、銀杏の一枚板を使用したカウンター8席とテーブル2卓あります。
ただでさえ予約困難なお店なのに、急遽予約することができ、
料理長が手際よく腕を振るい、
女将がスムーズに接客をこなす姿が見られる
カウンター席に通され、ますますついてる日だと思いました。
 
夜の部のお料理は、10~13品で13,800円(税別)します。
さらにお料理に合わせた8種類の日本酒ペアリングは、4500円(税別)です。
妃の年一回の記念すべき誕生日なので、
晴れの日の夕食となりました。
 
仙禽 しぼりたて活性にごり酒 雪だるま
 
この日は11月で54年ぶりの大雪が東京にも降った日でした。
入店したころには止んでましたが、
雪にちなんだ栃木の日本酒をいただきました。
フレッシュさと控えめな甘さがありました。
 
一品目
 
肉質が柔らかく荷崩れしにくい淀大根を使用してました。
冬瓜のように出汁をしっかりすっているので、
日本料理ならではの出汁の素晴らしさを感じました。
大根には、からすみが合いますよね♪
冷製のおつまみならスライスして食べたことはありますが、
汁物の上で温かく炊くようにしてました。
炙りタラコに近い味で、塩味が癖になりました。
 
新政 白麹仕込純米酒 亜麻猫(あまねこ)
 
新政さんのシリーズは、予約困難な様々なジャンルの飲食店でよく見かける程
注目されてますね。
グラスで口に含むと、独特の酸味と心地良い余韻が続く秋田の日本酒でした。
 
二品目
 
カワハギのお刺身に、甘鯛の煮凍りが乗ってます。
身がしっかりしたお魚に、
他のお魚の旨味を使って相乗効果を出しているアイディアが光ってました。
 
寫楽 山田錦純米吟醸
 
福島の日本酒、寫楽の中でもややマニアックなものを嗜みました。
口当たりがまろやかで次のお料理にすっと合います。
 
三品目
 
なんと、香箱蟹の甲羅を器にして
蟹と白子のグラタンのようにして焼き上げてます。
さらに、イタリアのグレートリュフをちりばめてます。
旬の素材で豪華なお皿と化してました。
この組み合わせは、視覚と嗅覚でまず心をつかまれ、
舌で、なおゾッコンになってしまうほど素晴らしい味でした。
 
天喜 純米大吟醸 TENKI
 
ふんわりした綺麗な香りと優しい甘味で、バランスが良い埼玉の日本酒でした。
 
四品目
 
初霜が降りたような仕立て方をめくると、
香ばしい赤魚鯛と粘り気がある新そばが隠れてました。
 
楯野川 純米大吟醸 初槽(生)
 
今の時季限定商品の山形の日本酒です。
お米の旨味を力強く感じる生原酒でした。
 
五品目
 
お刺身は、マグロでした。
魚介続きだったので、赤身がきてメリハリを感じました。
 
鶴齢 大吟醸
 
米どころ新潟の日本酒です。
鶴齢シリーズはけっこう飲んだことがありますが、
このラベルは初かも!
甘味と旨味、香りのバランスが良く技術力の高さを感じました。
 
六品目
 
海老芋の揚げ物です。
一見シンプルですが、
口にすると良い仕事をしているのがわかりました。
さといものようにねっとりしていて
甘味がありました。
 
九頭龍 純米
 
福井の黒龍の中でも、お料理とのマリアージュ向きな日本酒を嗜みました。
福井県産五百万石の米の風味を残しつつ飲みやすく仕上げてました。
 
七品目

蕪蒸しに銀餡がかかってます。
もともとこの食感や風味が好きなんですの♪
しかも湯葉まで入っていてベストマッチです!
澤屋まつもと 守破離(しゅはり) 五百万石
爽やかそれでいてお米の可能性を感じる京都の日本酒からは、
伝統から革新を感じました。
 
八品目
 
食感豊かな子持ちこぶと
歯ごたえが良いねいもの酢の物でした。
 
佐久の花 山廃純米酒
 
日本三大スイーツのまちと呼ばれる長野の佐久は、
こんな華やかな日本酒もあるんですね。
魚介特有の香りを包み込むような深い味でした。
 
九品目
 
脂が乗ってるよ、のどぐろちゃん♪
それに、ちしゃとう(茎レタス)、赤ネギ、しいたけが添えられてました。
ややマニアックな素材を焼くことで、本来の味を引き出していて、
食材の勉強になります!
 
十品目
 
女将のご実家鳥取のコシヒカリを使った鯛飯です!
実は事前に妃のお祝いがしたいとお店に伝えたので、ご用意くださいました♪
おめでたい♪
量があったので、余った鯛飯はお土産にしてくださいました。
 
十一品目
 
お食事には、太めな本しめじのお味噌汁と蕪香のものがつきました。
日本の伝統的な食事スタイル一汁三菜において欠かせないものですね。
特にお味噌汁をよく飲む両親にとって、親しみやすくて最後に落ち着く味なのでした。
 
十二品目

あんぽ柿と甘酒を和えたものが乗った クリームチーズのプリン
和洋折衷なアイディアで、ほうじ茶に合う味でした。
 
いや~、日本酒と共に、こんなに多種多様なお料理をいただき、
驚くところが多かったです。
 
ちなみに、
事前に予約が入っていなければ、お子様連れで貸切ということも
相談に乗っていただけるそうです。
妃は、いつか甥と姪も呼んで大家族で来たい要望が増えて元気がわいてました。
姫は、毎週2回だけ両親に朝食を作ってあげることを習慣化しているのですが、
たまには外食でもてなすのも、空間も含めて癒されるので良いと思いました。
 
お金を貯めつつ頑張って稼いで、四季折々来たいです!(^^)!
 
恵比寿にて 両親お気に入りの 本気の隠れ家 ~姫心の俳句より~
 
『日本料理 四四A2』のオフィシャルサイトは、こちら