どうも!
最近、忘年会が多い姫です。おじぎ
年末ですものね^^
 
先日、日頃お世話になっている方にお誘いいただき、
素敵なフレンチレストランで忘年会がありました。
 
トゥクライミング
 
内観
 
場所は、東銀座駅A1出口を出たらすぐのところにあります。
あのグランメゾン『レカン』グループです。
天井には、ウィーンのロブマイヤー製シャンデリアが、
華やかさを演出してます。
 
TAITTINGER COMTES CHAMPAGNE BLANC DE BLANC
 
まずは、シャンパーニュの代表的ブランド「テタンジェ」で乾杯♪
しかも、宝石と言われているヴィンテージものをいただきました。
ミキモト本店ビルが建て替えの為、一時休店(2017年初夏再開)しているので、
良いワイン達がこちらに置かれているのです。
蜂蜜のようなアロマの後、熟した果実の香りが続きます。
飲み込むのがもったいないと思いながら、少しずつ含み、余韻まで幸せでいられました。
 
アミューズ ブーシュ
 
蟹とアーモンドケークサレ、パテ、真鯛マリネ、人参ムースといった内容でした。
ビストロだったらポーションを大きくして、シェアしたくなるようなフランスらしい4種が
一口サイズで淑やかに食べやすく作られてました。
 
パンとバター
 
国産小麦のバゲットにバターが添えられてました。
はじめから1本をカットして置かれており、
断面が空気に触れるのをおさえ、香りまでケアされてました。
 
前菜
 
アワビとキャビアの贅沢なお皿です!
これに合わすはコンソメではなく昆布と鰹出汁のジュレでした。
冬瓜をスライスして出汁を染み込ませたりクリームにしたり、
フレンチに偏り過ぎず、ふり幅の面白さを感じました。
 
前菜二品目
 
北海道白子ムニエルに百合根そして
トリュフとマデラ酒ソースといった構成です。
濃厚な白子×ホクホクの食感を奏でる百合根×豊かな香りのトリュフ=至福
という計算が成立してました。
 
Michiel Coutoux MEURSAULT IER CRU Les PERRIERES
 
ブルゴーニュのシャルドネ品種の白ワインです。
エレガントで奥行きあるワインでした。
 
前菜三品目
 
あなごとフォアグラのパイ包み焼きです。
層の下段にはキノコのリゾットまで入っていて古典的な重みを感じました。
ブールブランとエスカルゴバターのソースで、味の広がりを感じました。
 
魚料理
 
甘鯛を松笠揚げにしてます。
そして、葛粉でとろみをつけたスープに蟹と松茸を浮かべてました。
和に通じる親しみやすい逸品でした。
 

Pommard Rugiens 1983 Domaine Y.Clerget
 
ブルゴーニュの赤ワインです。
複雑な香りで酸が美しく、エレガントな味わいがします。
 
メインディッシュ
 
ジビエの登場!
スコットランド産の雷鳥にガラのソースサルミをかけてます。
店名の由来になっているローストのこだわりが理解できます。
火入れ具合がしっとりしていながら特有の臭みがなくベストな状態でした。
ガル二チュールは、ごろっとした野菜ではなく、
赤蕪と根セロリのピューレを添え、
繊細な印象でした。
 
チーズ
 
12種類ものチーズの中から、
モン・ドール、ブリ・ド・モー、ガプロンガブロン、ロックフォールを選びました。
この日の気分は、ハードタイプよりもなめらかなものや香りが個性的なものを好みました。
セミドライデーツやアプリコットまでいただき、
ワインとの有意義な時間を延ばすことができました。
 

Ch.Clos Haut-Peyraguey Sauternes 2013
 
先程のアプリコットをさらに熟して甘くしたような貴腐ワインでした。
蜂蜜っぽさもありブルーチーズにも合いました。
 
デザート
 
タルトショコラと酒粕アイスクリーム
ヴァローナのチョコレートを使用した香ばしいタルトに、
さっぱりとしたアイスクリームが合ってました。
 
ミニャルディーズ
 
カシスマカロン、リンゴのパートドフリュイ、
トリュフ塩キャラメルがちょこんと乗ってました。
食後まで、感動的でした。
振り返ると、世界三大珍味を様々な切り口でいただけて、
ただお皿の数が多いだけでな、メリハリがありました。
コースの内容もワインもシェフとソムリエさんにお任せしたので、
素晴らしいペアリングを楽しむことができました。
 
東銀座 本店に行きたくなる 老舗の味を ~姫心の俳句より~ 
 
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