どうも!
広尾ウォーカーの姫です。おじぎ

昨日は、
以前芸能界のグルメ王渡部建さんの出版記念パーティーで出会った
綾子さんが若女将を務める日本料理店『白金台こばやし』に行ってまいりました。

綾子さんとはプライベートの女子会でご一緒する程
仲良くなったものの、
なかなか綾子さんが働いているお店には行く都合がつかないまましばらく経ち、
やっとスケジュールを調整して入店する機会に恵まれました。

スッ歩く

外観
外観

最寄り駅は白金台駅なのですが、
広尾の姫宅からは外苑西通り沿いを
国立科学博物館附属自然教育園方面にまっすぐ歩いて行ったら左側にありました。

こばやし若女将
若女将と日本酒スパークリング

まずは、山形の出羽桜で乾杯♪
清涼感とコクがありました。

なみこと姫
奈未子と姫

大学時代から付き合いが長い親友はゆず酒の水割りで、姫は日本酒スパークリング。
それぞれ自分の好きなお酒を楽しみました♪

こばやし板長
小林和道氏

カウンター席で、板長(ご主人)の手際が良い職人技を見ることができました。

お料理は、月ごとに献立がかわる「おまかせ会席」をいただきました。

ポタージュ
玉子豆腐のポタージュ

舌触りはポタージュで味は玉子豆腐という創作性が素晴らしいです。
プリプリの海老がアクセントになってました。

八寸
八寸

まな菜と蛤の煮浸し、おかひじきの胡麻和え、うすい豆、
粽、梅長芋、トコブシ、空豆、玉子カステラといった内容です。

粽の中には昆布でしっかり締まったコチ寿司が入ってました。
おかひじきや長芋など栄養面で優れた野菜を摂取できて早くも身体が喜んでました。
玉子カステラは口の中ですっと消えるほど繊細な仕上がりで甘さが余韻として残りました。

お椀
白エビのしんじょう ゆずの実、こごみ、蓮芋、蓬麩

「これぞ、日本料理!」と出汁の秀逸さを感じる深い味わいのお椀でした。
さらに、風味にゆず皮ではなく実を使っているところや、
しんじょうと麩、弾力系合わせ技が斬新でした。

お刺身
甘鯛、甘ガレイ、アオリイカ お醤油のムースで

山口の甘鯛は、皮目を炙った香ばしさと身の甘さ両方の良さがありました。
淡泊な甘がれいは、お醤油のムースで良い塩梅を楽しめました。
アオリイカは、隠し包丁が入っているから食べやすく程よいねっとり感にはまりました。

宍粟牛とウニのお寿司
宍粟牛とウニのお寿司

板長のスペシャリテです!
アンジャッシュ渡部建さんの著書
『芸能界のグルメ王が世界に薦める!東京 最強の100皿』に掲載されており、
渡部さん一押しのようです。
板長の出身地兵庫県宍粟の牛とそれに引けを取らない厚さの雲丹が握り寿司に
乗ってます。
噛むほどに、牛肉の旨味と雲丹の濃厚さがシャリにとろけ、
絶品過ぎて悶絶寸前の境地に至りました。

太刀魚
太刀魚 トマト幽庵焼、もろこ 梅だれ焼き、アボガド照焼、ふきの佃煮、酢れんこん

竹岡の太刀魚は、薄めの幽庵地を漉したトマトと一緒に浸け込んでから焼いているそうです。
ジメジメした陽気だからこそさっぱりとした味への配慮が感じられました。

他の素材も、事前にお願いした訳ではないのに姫の大好物ばかりで
なおテンションがあがりました♪

揚げ物
琵琶湖の稚鮎 味噌ソースと木の芽で 山形天然のたらの芽

動きのある揚げ物です♪
丸ごと食べられる稚鮎は味噌ソースと木の芽で、
たらの芽は塩でいただきました。
稚鮎とたらの芽両方ともほろ苦さがある素材ですが、
苦さの中にも違いがあるのでそれぞれに合う調味料によって
素材の特長が引き立ってました。

写楽
寫楽(しゃらく)純米酒

福島・会津若松市鶴ヶ城の門前に蔵を構える宮泉銘醸さんの純米酒です。
爽やかな香りなめらかな後味の日本酒でした。
粋な“フクロウ柄 石塚硝子 色被切子クリスタル グラス”で嗜みました。

いさき
イサキの煮おろし アスパラ添え

揚げ物の後は、消化を助けてくれそうな煮おろしという
良い流れでした。
女将のご実家札幌から届いた太めの新鮮なアスパラまで味わえました。

毛蟹
毛蟹 黄身酢のせ

葱のヌタでも合う黄身酢を
北海道紋別の毛蟹のほぐし身に合えていただきました。
なんとも、贅沢ながら、ありがたおく頂戴いたしました♪

土鍋ごはん1
土鍋ごはん2
桜えびのご飯

季節の土鍋ご飯として駿河湾由比の桜エビと絹さが使われていました。
桜えびって特有の癖がある香りがしますが、
素揚げしてあるから、プラスに働いてました。

一緒にお味噌汁と自家製のお漬物が供されました。
お味噌汁の底には0.5㎜角位に細かくカットされた豆腐が入ってました。
細部にまで仕事が丁寧ですこと!

甘味1
甘味2
河内晩柑と苺のゼリー、蜂蜜練乳プリン きび糖と蜂蜜とレモンで煮込んだ苺ジャムのせ、変わり柏餅

甘味まで豪華です!
板長のご実家から届いた苺を使っていたり、
河内晩柑を合わせたり、
パイ生地を使った柏餅等、
こちらならではの創作性に富んでいました。

日本料理は、特におもてなしの心や旬の素材を大切にしている点に
感動を覚えるものですが、
こちらでは、板長と女将の和やかな雰囲気の中でいただけるから、
緊張感がほぐれて、心に残るお食事を楽しむことができました。

帰り際にちらっと見たのですが、
正面玄関と別の場所から暗証番号式で入れる個室も完備されているので、
お忍び、ご接待向きにも良さそうです♪

でも姫は、また来るとしたら、やっぱり板長や女将との会話を適度に楽しめるカウター席が良いな♪

白金台 小林ご夫妻に 癒され処 ~姫心の俳句より~

お店のオフィシャルホームページは、こちら