どうも!
日曜はブログ更新からスタートの姫です。おじぎ

先日、フードアナリストのグルメな方からのお誘いで、
都内某所にある情報非公開で紹介制のお寿司屋さんに行ってまいりました。

駅集合で、その方に着いて行くと、
たどり着いたのは、ちゃんと暖簾があるお店でした。

8席程しかなくて常連さんを大切にしているから、一度お食事をされた方の
ご紹介でないと入れないんですね。
だから、店名などしっかりあるけれど、ネットで検索しても広告的な記事がなくて、
メディア取材を受けてきた様子もないんです。

こちらのシステムは、旬のつまみから始まり最後にお寿司が出てくるおまかせコースのみで
お酒はビールと日本酒とソフトドリンクをおかわりできて15,000円でした。
皿数が多くてお酒も込みでこのお値段とは、お寿司屋さんの中でもコストパファーマンスが
高いと言えます。
では、そんなお皿の数々をご紹介します。
                         

松茸と浅利

初めから、旬の高級食材松茸が出てきて仰天しました。
しかも肝臓における解毒機能の向上などの効能が期待できるあさりをたくさん用い、
お酒を飲む方想いな感じがしました。


長命泉 吟醸辛口 

不老長寿、成田山・不動の霊水で仕込まれた吟醸酒です。
癖がなくてすっきりした味わいでお料理に合わせやすい日本酒でした。


数の子

毎年一人でこの量いただける機会は、お正月位でした。
それが、この場でたくさん食感を楽しめて、おめでたい気持ちになりました。


蛸の酢味噌あえ

程より弾力がある柔らかい蛸に酢味噌と胡麻のゴールデンコンビでした。


しんじょう盛り合わせ

これも一人分とは思えない量です!!!
鯖の菊巻き、穴子、青柳、鯵巻き、松茸、帆立、北寄貝のひも
といったシンプルなすり身ではなく、
それぞれ素材の個性を活かした豪華な内容でした。


蟹を巻いた鯛

蟹と葱を鯛で巻いてポン酢につけていただきました。
蟹や鯛のしゃぶしゃぶを想わせますが、
お刺身で一口でいただくという贅沢な逸品です。


いくらと帆立

いくらが卵黄みたいにまったりとしています。
もっちりした帆立とプチプチのいくら、テクスチャーのコントラストが印象的でした。




皮目を炙るこの手のパターンは、大体鯖を好む姫ですが、
こちらの鰆は西京焼きでなくても身に味わいが合って良い状態でした。


鱸の洗い

脂が乗った鱸を洗いでしまった身と共に紅葉おろしでいただきました。


あら汁

鯛、金目などのあら汁に松茸、大きなしめじ、本みつ葉が入ってます。
どれも値が張るものを椀ものにしていただき、大将の気前良さを感じました。


鯖の棒寿司

ここで鯖が来るのでした。
もっちりしたお米に肉厚の鯖がぴったり合ってました♪
ここから握りのスタートです!


鮪の漬け

厚みがありながら、漬かり具合が良いマグロをネタにしてました。
大将は、薄切りを好まず、
お客様がお魚をしっかり食べて、満足してほしいようです。


ヒラメ

姫は、シャリが見えるくらいネタが薄切りでもヒラメなら十分嬉しいのですが、
これまた厚みがある切り方でした。
お魚の旨味だけでなく甘味も感じられました。


金目鯛

美しい3日寝かせ、皮目も身も美しい仕上がりです。
煮つけにしなくても金目特有の生臭みがなく、はまりました!


車海老

長崎の車海老の背筋をしっかり伸ばして長さの特徴を引き出してました。


雲丹

一口で運んだあらもううっとり☆シャリ、海苔、雲丹の調和が絶妙でした!


江戸前穴子

半年に一回作る大将入魂のツメを穴子に塗ってます。
ふっくらした穴子に馴染むツメのコクが忘れられません。


トロタク

トロとたくあんに紫蘇と長ネギが入ってました。
巻物のむぎゅっとした食感を噛みしめてラストの余韻に浸りました。


シャインマスカット 晴王

大粒で皮ごと食べられる糖度の高いフルーツをいただきました。


ブランデーメロン

ブランデーをかけたメロンです。
粋な発想に驚きました。
メロンがよりしっとりとして香りが大人びていて食後のデザートまで感動しました。

ふだん高級なお寿司屋さんに行く機会は少ないですが、
夫婦二人三脚で長年口コミでお客様がつき、愛され続けているこちらのお店を知って、
熱心な経営の姿勢とお寿司の奥深さを感じ、
また来たいと思いました。

場所の詳細を書きたいけれど、大将のご意向を汲んでお寿司のことだけにさせていただきました。

某所にて 人に教えたい 穴場寿司  ~姫心の俳句より~