どうも!
フレンチ好きの姫です。おじぎ

先日、また素敵なフレンチレストランに出会っちゃいました♪

トゥクライミング

外観1
外観2
外観

住宅街をゆっくりと走る世田谷線の車窓を眺めているとあっという間に松陰神社前駅に到着。
駅員さんがいない改札を通り(乗車する時にチャージ式なので出る時はスムーズ)、
踏切を渡り、すぐのビルの2階にありました。

入店するとオープンキッチンにいらっしゃるオーナーシェフの木下聡二郎氏と、
サービス担当のマダムが温かく迎えてくださいました♪

スパークリングワイン
グラススパークリングワイン 850円

夜まで暑い日だったので、キレの良い泡ものが乾杯にふさわしかったです♪

さて、お料理はというと・・・
メニューは、アラカルトとコースが2種類あります。
コース料理は、トロワキャールコース4500円とシェフおまかせコース6500円から選べます。
今回は、お手頃なコースの方にしました。
内容は、アラカルトメニューの中からそれぞれ(前菜+メイン+デザートorチーズ)を選べる
プリフィクススタイルでした。

自家製パン
自家製パン (パン代500円)

全粒粉を練りこんだ手作りのパンにディップする濃厚なリエットまで添えられてました。
この香り豊かなパンを一口食べただけで、もうこのお店の良さに気がつきました。
単体で食べるも良し、リエットを塗るも良し、お食事と合わせるも良しな理想的なパンでした。
次のお料理を待っている間、パンの存在によって会話が膨らみました。

サーモンミキュイ
タスマニアサーモンのミキュイ グリーンペッパーのソース (コース+300円 )

サーモンを低温調理してあえて半生状態で提供するミキュイ。
フレンチのお皿でよく見るサーモンミキュイは、皮をはずしているか、
やわらかい皮のままでの提供が多いような気がします。
こちらは、皮目をパリッとさせていて、ほろ苦さがあり、
それが身のやららかさと適度な脂身との良いメリハリになっていました。
シャキシャキのアンディーブ、旬のホワイトアスパラ、皮が厚くて糖度が高いトマト等、
周りの野菜も新鮮で輝いてました。

ラム
オーストラリア 骨付き仔羊のロースト

メインディッシュは、本日の鮮魚、鴨、牛、豚、仔羊といった食材が様々な調理法であり、
良い意味で悩んだ末、やっぱり・・・
キムラブラム♪
食べやすいようラムチョップが美しくカッティングをされてますが、
お肉がついた骨周りの部位もありました。
脂身好きの姫を楽しませてくれる火入れでした。
ソースはお肉だけでなく、添えらえたマッシュポテトにも合いました。

赤ワイン
マルベック・メルロー(南西地方)700円

お肉の個性についてこれる程タンニンの印象が残る赤ワインでした。

プリン
ショコラブランのクレームキャラメル ラムレーズンアイス添え 

マダム特製のデザートです。
コースで選べますし、単品ですと600円です。
ホワイトチョコを使っており、スプーンですくってゆらしても揺れない程しっかりしたプリンでした。
それに、カラメルのほろ苦さ、大人びたアイスをまとうと、
味にほれこんでしまいます。

スフレ
甘夏のスフレ ラムレーズンのアイスクリーム添え

こちらは、単品で800円。先程のコースのデザートとして選ぶ場合、プラス200円 です。
オーダーを受けてから、作る出来立て熱々のスフレ。
すぐに撮影を終わらせないとスフレ生地の高さが低くなっていく程繊細です。
キラキラしたシュガーをちりばめたふわふわの生地をスプーンですくうと、
心地よい甘夏の香りが広がります。
そのくぼみにアイスを入れて生地と共に口にすると軽く消えゆく味わいを追いかけていきたくなります。

コース全体の印象として、仕込みに時間がかかりそうなものが多くて、種類が豊富だから、
見えないところでも日々大変そうだなと思いました。
初訪問のお客様が喜ぶだけでなく、常連さんにとっても飽きのこないお店として
嬉しいメニュー構成です。
世田谷の方のフレンチレストランというと、肩ひじ張って緊張するイメージがありますが、
こちらのようにご夫婦二人三脚でお客様に愛されるお料理やおもてなしのツボを心得ていらっしゃるから、
くつろぎながらお食事することができました。

近くにこんな素敵なお店があったら懐の許す限り毎日通ってしまいそうだと思いました。

松陰神社 手間暇かけた 真心ビストロ ~姫心の俳句より~

▼店舗情報▼
所在地:東京都世田谷区若林4-21-4 官田屋ビル2F
TEL:03-5787-6362