どうも！
広尾ウォーカーの姫です。
お気に入りのレストラン「表参道bamboo」が
4月16日よりリニューアルオープンすると聞き、
どうなったか気になったので、
早速ディナー利用でお邪魔しました。
トゥ
外観
1977年の創業当時はサンドイッチの有名なお店でしたが、
今年1月から本場ナポリより取り寄せたピザ窯を併設し、
ナポリピッツァを食べられるようになりました。
さらにイタリアンの要素を取り入れ、パスタもメニューに加わりました。
キッチン側の内観
併設の石窯での薪焼きピッツァだけではなく、
4月には内装を一部工事して、炭火焼き、ロティサリーマシーンも導入し、
産地直送の野菜、鮮魚、炭焼きの肉料理などにこだわった新メニューになりました。
コースは、3種類。
ロッソ（￥5.800）アズーロ（￥8.500）とシェフのお任せコース（予算から相談）があります。
これらのお料理を手掛けるのは、
松橋ひらくシェフ
ジェノヴァ料理「フェア・ドマ( FEA DOMA)」出身の
松橋ひらくシェフを迎え、
ハードもソフトもそろったということになります。
そこで今回は、シェフのお任せコースにしました。
フランチャコルタ ブリュット キュヴェ プレステージ
まずは、イタリアのスパークリングワインで乾杯！
雰囲気に合ったエレガントな泡です。
ワインは200本もの中から、ソムリエさんにお料理に合わせてセレクトしていただきました♪
一口前菜
パンの上にオリーブが乗っており、
空腹の時に良いタイミングの一皿でした。
冷前菜
この日の内容は、
2週間熟成させた田舎風パテ、三重県産の鯖 ビーツのソースと共に、
ジェノヴァ風ラタトゥイユ、イタリアのソーセージ“モルタデッラ”、
南三陸産タコのマリネ
でした。
シェフの故郷や修行してきた地域を感じさせる前菜でした。
始めから凝ってます♪
SUPREMATISM ROSE 2012年
繊細な香りそして口当たりがなめらかなロゼワインでした。
ホワイトアスパラガスとロビオラチーズのタリアテッレ
クリーミーなイタリアのチーズに、
手打ちパスタがよくからんでます♪
旬のホワイトアスパラまで味わえて2度嬉しいです！
シェフが得意とする“トゥレネッテのバジリコペースト和え”も良いのですが、
お皿の流れと季節柄、ホワイトアスパラガスの方を推していました。
Anselmi San Vincenzo 2013
ほんのり輝きを放つ
ヴェネト州のやや辛口白ワインです。
本日の鮮魚のアクアパッツア
青森の黒ソイを豪快に使っていました。
魚介の出汁がひたひたと入っていて、
身だけでなくスープまで楽しめました。
お魚料理の次は・・・☆！？
創作肉料理（ネーミング未定）
オーナーさんがイタリアのとある場所で食べたお肉の味が忘れられず、
お店で再現しようとシェフに相談し、試みたのがこちら。
フォトジェニック的にも味の完成度からしてもインパクトある仕上がりです。
牛と豚肉を混ぜて網脂で巻いたものを串に指して、
炭火で焼いてます。
下にプレーンのピッツァがひいてあり、
滴れ落ちる肉汁まで余すことなくいただけるんです。
同席した全員がまた食べたいと思う程好評だったので、
今後、アラカルトでも頼めるようになりそうです♪
もし串が竹だったらお肉のイタリアン風竹輪みたいですね！
“bamboo＝竹”との縁を感じます☆
Edizione Cinque Autoctoni No13
イタリアの様々な土着品種からなるフルボディーの赤ワインです。
深みのある色と次のお肉と合わせるから
タンニンの渋みが高い主張したタイプかと思いきや
プラムなどの果実が熟した程よい甘さがあり飲みやすかったです。
松橋シェフとお肉
炭火焼スペースを客席から見えやすいところに配し、
シェフが焼きのベストな状態を見極めている姿が見られました。
ライブ感があって、わくわくします！
US産アンガス種牛のTボーンステーキ（6名用1㎏）と
取り分けていただいたお皿
キター！！！
豪快な量でありながら、素敵な焼き目がついてます♪
奇をてらわいオーソドックスな調理法でシンプルな盛り付けだからこそ、
味で勝負の腕の見せ所なのです。
骨付き肉ですが、火入れが見事で、
ライヨールのナイフがすっと入りやすい程、柔らかいです。
アヴァンデセール
優秀なパティシエさんがいらっしゃるので、
これまで同様軽い一皿目のデセールと
ワゴンで選べるスタイルは変えないようです。
まずは、フレッシュな苺の果肉とジュースを牛乳の泡と合わせたどこか懐かしい味がするものと、
飴がけした美しい苺が添えてありました。
この飴にはちょっとした仕掛けをしてありました☆
ワゴンデザート
憧れのグランメゾンでいただけるようなワゴンデザート。
この日は、以下のデザートがありました。
ガトーショコラ、スフレチーズ、フレジェ、マンゴー杏仁プリン、
オペラ、ムースショコラ、クレームブリュレ、クレームダンジュ、
クリームパイ、マカロン、エンガディナー、チョコレート、ロシェ
どれも好きなものばかり！
別腹がある姫にとっては前回同様「全部盛り！」と言いたいところですが、
周りが数個チョイスをしていたので、
今回は、姫もお淑やかに数個にしました。
ワゴンデザート 一部盛り付け
数個といっても、多い。ｗ。
白いキャンパスに栄える色と動きのある盛り付けで、
どれも選んで正解だと思えました。
時間を忘れる程、優雅に過ごせました。
表参道や原宿は、最近商業施設のオープンラッシュで、
飲食店が増え、街の色が変わりつつありますが、
この緑豊かな白い洋館は大切に守り継がれています。
最高のおもてなしでゲストを喜ばせたいという優秀なキャスト達が揃い、
新しい風は、心地良く、満たされました。
今回は、個室利用でしたが、
テラス、ダイニングもそれぞれ良さがあるので、
また、いろんな席に座って楽しみたいです！
表参道 お呼ばれされたい 邸宅イタリアン ～姫心の俳句より～
お店の詳細は、こちら