どうも!
今でも周りで結婚ラッシュが続いているアラサーの姫です。おじぎ

結婚といえば、
日本で最初に誕生した総合結婚式場は、「目黒雅叙園」だということを皆様ご存知でしょうか?
多くの“寿”が生まれるパワースポット的なこの御園は、妄想族の姫にたまらない空間!

そんな 「目黒雅叙園」のメインダイニングである『旬遊紀』が9月5日よりリニューアルオープンしたので、
早速プレスとして行ってまいりました。

トゥクライミング

目黒雅叙園 外観
目黒雅叙園 入口
目黒雅叙園 内観1
目黒雅叙園 内観2
目黒雅叙園 内観3
目黒雅叙園 内観4
旬遊紀 エントランス
「目黒雅叙園」外観からメインダイニング中国料理 旬遊紀 エントランスまで

「目黒雅叙園」の入り口からレストランのエントランスまでに、
ノスタルジックな彫刻板や縁結びを意味した“招きの大門”、
一億円かけて造られたという噂のお化粧室など、豪華絢爛で、
水のせせらぎに落ち着く庭園まで隣接していたりと、
都内とは思えない広々とした敷地で、見所満載すぎてなかなかレストランまでたどりつけません。
(東京都指定有形文化財百段階段を登ったらもっと時間がかかりますので、
時間に余裕を持ってお出かけしましょう☆)

リニューアルのコンセプトは、
中国の伝統的な家屋建築様式である四合院。
中庭に面した四方に部屋を排した四号院スタイルに即して、
中央には明るく開放的なホールスペースを、
その周りには、よりプライベート感溢れる個室を新設しています。
また、創業から今に伝わるゴージャスな個室もそのままに、
伝統と革新が融合した唯一無二のレストランなのです。

では、その気になるお部屋をご紹介します。

旬遊紀 玉城の間
メインダイニング中国料理 旬遊紀 王城の間 室料 7,620円(税別)

通常個室料がかかるお部屋を、特別に内覧のみさせていただきました。
美人画の大家・益田玉城氏の「美人花笠踊の図」や金色の壁、
中央の美しい回転テーブルが艶やさを物語る特別個室でした。
なんと、回転テーブル発祥の第1号を復元しているのです。
姫だけに、古き良き時代にタイムスリップし、なんだかノスタルジックな気分になりました。

旬遊紀 南風
南風 室料 10,953円(税別)

旧目黒雅叙園から移築、復元された特別個室です。
文化勲章受章者・竪山南風氏による壁画や天井を彩る装飾は、
昭和モダニズムの香りに満ち溢れていました。
窓からさりげなくお庭が見えるような造りになっています。

旬遊紀 ホール
ホール

中庭をイメージしてます。
全席円卓で、こういった2名様用のテーブルにも回転テーブルがありました。

旬遊紀 個室1
旬遊紀 個室2
一般個室 室料 1名様 500円(税別)

姫が今回お食事をさせていただいたのは、こちらのお部屋です。
お店専属の彫師が長芋と人参を組み合わせて見事な彫刻を完成させ、歓迎してくださいました。

ずっと驚きっぱなしで、お腹が空いてきたところ、
ナイスタイミングで乾杯に移りました。

樽詰スパークリング
樽詰スパークリングワイン

まずは、シュワッと爽快なスパークリングワイン“ポールスター”で乾杯。
こういった場所だからドリンクはさぞかしお高いかと思いきや1杯800円でした。
ちなみに、店内にはワインセラーがあるので、大
勢ワインの愛飲家がいらっしゃる時は、ボトルワインをオーダーするのもアリですね☆

さて、いよいよお料理です。
こちらの通常メニューによると、
アラカルトメニューの他に、
ランチコースは、平日2,200円(税・サービス料別)から、
土日祝4,200円(税・サービス料別)から、
ディナーコースは、6,000円(税・サービス料別)からあるそうです。

メニューを全て、熟読するとわかるのですが、
北京、四川、広東、上海にとらわれない世界に誇る食の都、“東京”から発信する
中国料理を提案しています。

今回は、中でもお店オススメ12,000円(税・サービス料別)のディナーコースを頂きました。

冷菜1
冷菜2
冷菜3
冷菜4
冷菜5
冷菜6
冷菜六種六皿盛り

「とこぶしの醤油煮」は、茶で蒸して醤油で漬けた味わい深い一皿でした。
「秋刀魚の燻製」は、食べやすいサイズで、燻し香によって、食欲をそそる秋刀魚と化していました。
「クラゲとしめじのトリュフ和え」は、クラゲの食感と茸の高級感が前面に出た創作料理でした。
「菊華かぶ」は、リニューアルオープンを祝し綺麗に咲いていて、甘酢の塩梅が良かったです。
「豚肉の煮こごり」は、お肌まで喜びそうな味わいでした。
「湯葉巻き」は、押し豆腐が入っていて、ダブル大豆イソフラボンのヘルシーな冷菜でした。

フカヒレの姿煮込み
フカヒレの姿煮込み銀器盛り キャビア添え

金色の空間のお次は、銀色の世界が登場!
お皿にフカヒレを浮かべるだけでも、高級なのに、
銀器で温かい状態で提供されました。
ライチ酒に浸したもやしをお好みで加えていただきます。
ワタクシ、この艶々の餡にもやしをからめるだけでも嬉しいのに、
フカヒレまで、一人前分頂けるなんて、夢のようざます。
さらに、キャビアはラディッシュのお船にのせて、熱が入らないような工夫がなされていました。

大海老の海老ミソチリソース
大海老の海老ミソ入りチリソース

ぷりっぷりの海老に、海老ミソや三種類の唐辛子をブレンドした自家製辣油等で作ったチリソースが合いますこと!
濃厚なチリソースは、付け合わせの揚げワンタンにからめて食べてもまだ残っていたので、
野菜が練り込まれた花巻を追加オーダーし、余すことなく綺麗にいただきました。

紹興酒
紹興酒

中国料理店に来たら、必ずと言っていいほど頼んでしまうお酒を嗜みました。
グラスに注ぐのに色合いが美しく見えました。

北京ダック
南京ダック
窯焼きのセット
北京南京ダックセット
窯焼き北京ダック 南京ダック

「南京ダックってなんじゃらほい!?」と思う方が多いと思うので、解説しますと、
南京ダックは、北京ダックよりも小さく身がしまっています。
後に、専用の台でスライスされた北京ダックの皮と南京ダックの皮つきお肉両方試食させていただきました。
他の具は、ネギ、胡瓜、揚げニンニク、揚げ湯葉、生杏で、
タレは、甜麺醤、黒酢、梅醤、香港醤(干し海老と干し貝柱入り)で、
好きな具とタレを餅皮に包んでいただきました。

ホウレン草とピータン
ホウレン草とピータンの土鍋炒め

冷製で良く見るピータンを熱していました。
鶏卵なら普通の家庭料理っぽいですが、
ピータンによって、中国料理らしさがでていました。
エントランスから入ってすぐのショーケースに新鮮な野菜が陳列されたいたのを見て、
こういったヘルシーな野菜炒めがコースに含まれていると、
医食同源を重んじバランスよく食べる事の大切さが伝わります。

和牛ロース
和牛ロースの四川唐辛子酢炒め

料理長の武安氏自ら目の前で調理する演出がありました。
チンジャオロースみたいな細切りのお肉料理も好きですが、
メインですので、このような厚切で辛党の姫に良い意味で刺激的な味付けだったので、テンションが上がりました。

野菜わんたん中華そば
野菜ワンタン中華そば

本日お食事各種(蟹炒飯・野菜ワンタン中華そば・麻婆あんかけご飯・野菜あんかけ焼きそば)から1種類選択できました。
細麺で、あっさりしたスープにひらひらとしたワンタンが優雅に浮いていました。
〆に優しい一杯でした。

杏仁アイス
杏仁アイス エクストラバージンオリーブオイル 岩塩かけ

甘味のあるアイスに一工夫あるデザートでした。

これらに、3種類から選べる中国茶までついたのが全コース内容です。
さらに、単品で気になる商品をご一緒した皆様とシェアしました。

雪花氷
雪花氷(いちご、抹茶、マンゴー)

通年味わえるミルキーなかき氷です。
夏は、もちろん、
冬暖かいお部屋でホットなお料理の後に頂く冷たいデザートも格別でしょうね!

特製杏仁豆腐
特製杏仁豆腐 

キンモクセイのジュレがかかっていて、お鼻に通るお花の香りに癒されました。
喉ごしが良いから、姫の親世代の方にもオススメできそうです。

紹興酒キャラメルプリン
紹興酒キャラメルプリン

こちらもぷるるん系です。
紹興酒のアルコールを飛ばして風味だけ楽しめるなめらかなプリンでした。

個室で、円卓の回転テーブルだからこそできるお取り分け。
回すタイミングを見計らったり、全員の顔を見ながら、会話を楽しめます。

食卓を囲うと和気藹々と会話がはずみますので、
ご家族や親しい方との賀寿のお祝いや、記念日に向いてます♪
姫の祖父母はもういませんが、生きていたらバリアフリーでおもてなしの素晴らしいこちらに招待したかったな。
いつか子供が生まれたら、ベビーチェアで入店できるので、ホールならソファー席で寝かせたり、
個室ならレンタルできるベビーベットでハレの日にも一緒の時間を楽しみたいなと思いました。

このように、来店すれば、大切な方との思い出のアルバムに厚みがでるお店でした。

目黒にて 温故知新の チャイニーズ ~姫心の俳句より~

お店の詳細は、こちら