どうも!
食の情報を発信するフードアナリストの姫です。おじぎ

今回ご紹介するのは、バウムクーヘンにまつわるストーリーです。

主人公は、「不来方(こずかた)バウム」です。
このバウムは、もともと盛岡の洋菓子店「タルトタタン」で製造・販売されていました。
200年以上続く陸前高田市の醸造業「八木澤商店」の醤油の元となる“諸味”を加えているのが特徴です。
その「八木澤商店」の蔵が震災の大津波で流されてしまいました。
ところが、2011年4月に釜石水産技術センターで4kgの“諸味”が奇跡的に見つかったのです。

不来方バウム 箱不来方バウム 商品
不来方バウム パッケージと商品

「八木澤商店」の“諸味”でしか出せない香と味にこだわった販売元が、
この“奇跡のもろみ”によって、販売休止から3年かけた今年2月12日に「不来方バウム」復活しました。
再発売に合わせてパッケージもリニューアルしてます。
作り手の想いをひしひしと感じながら、
醤油の優しい香り、上品な生地質、重なり合う奥深い味を覚え、
心に残ります。

岩手にて 長寿を願う 年輪の絆 ~姫心の俳句より~

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