どうも！
広尾ウォーカーの姫です。
今回ご紹介するのは、
ヤング達が行き交う原宿は竹下通りの路地裏に
今年の2月8日ＯＰＥＮした日本初の米粉クレープ専門店です。
トゥ
外観
原宿のクレープ屋さんといえば、屋台販売でテイクアウトのみのイメージがありますが、
こちらは、厨房も充実していて、冷暖房がお客様側に向いたイートインスペースまであり
椅子が数席あるので、行列がない時間帯では雨に濡れずゆったり座ってクレープを頬張ることができます。
なぜ米粉クレープ専門店が誕生したのか！？
この経緯は長編のドキュメンターリーが撮れる程深いのです。
さかのぼること10年ほど前。
こちらのオーナー梶浦恭弘氏は、当時フランス料理を学んでいる時にケーキに興味を持ち、
パティシエに転向しました。
そして、愛知県豊橋市に念願のケーキ屋さんを開いた途端、小麦アレルギーを発症し、
お店を閉めることになりました。
ところが、パティシエの夢を諦められず、
米粉ケーキに挑戦し、修業期間を経てお米のケーキ屋さんをはじめました。
米粉は、自ら製品開発を行い、小麦はもちろん、小麦に含まれるタンパク質も一切使わないグルテンフリーの食材でした。
グルテンフリーなので、アレルギーの人に限らず、
ダイエットや健康にもいいということで評判になりました。
その後、ケーキ屋さんをするだけにとどまらず、
家でも気軽に調理できるよう、様々な米粉の通信販売（ホットケーキミックス・お好み焼きミックス粉、たこやきミックス粉、からあげ粉など）を開発しました。
そして、豊橋のケーキ屋さんを半年間閉め、こちら原宿でお米のクレープ専門店を出店することにしたのです。
2011年6月にはフードアクションニッポン及び米粉倶楽部に加盟したり、
フランチャイズ（ＦＣ）展開を考えていたりと
現実と向き合いつつ、できることを着々と形にしている梶浦氏の前向きな姿勢を尊敬します。
このお話を聞いただけでも、来た甲斐はありましたが、
一層商品に興味を持ったので、
メニューを見てみました。
米粉クレープは、40種類程あり、
米粉クレープのトッピングは、厳選したフルーツ（いちご・バナナ・ブルーベリー）・小倉・さつまいも・モンブラン・チーズ・フード（ツナ・アボカド・ピザ・ベーコン）などから組み合わせで選べます。
デザートからサラダやお食事系までバラエティー豊かで500円前後とは良心的です！
なかでも、特に気になった3種類を味わってみました。
米粉クレープ（栗のモンブラン）
生地は、体に優しい国産米粉100％のクレープで、
厳選食材を使用した安心・安全さや、ふわふわもちもちの新食感のクレープです。
九州産の和栗モンブランペーストを使用していることから、
洋菓子職人ならではの素材や構成へのこだわりが感じられます。
食べ終わる先端ぎりぎりまで入ったホイップと生地のもっちり感がたまりません。
ミルクレープ（イチゴ生クリーム＆カスタードクリーム）
ケーキ屋さんにある、あのホールをカットしたミルクレープではなく
クレープの層にトッピングを入れて重ねたものなのです。
どこを食べても一貫した味が楽しめます。
お米deシュー（イチゴ生クリーム＆カスタードクリーム）
米粉クレープ全メニュープラス50円で“国産米100％使用のシュー生地” で作ったオリジナルクレープ“お米deシュー”の生地を選べます。
「JAPAN CREPE（ジャパン クレープ）」は豊橋などにもあるのですが、“お米deシュー”は原宿店限定商品です☆
オーブンレンジで一枚ずつ焼き上げるパティスリー発想のシュー生地クレープです。
焼き上がりを特別に撮影させていただきました。
顔より大きいであろう豪快な広さ！
これを巻くのは手間ですが、仕上がりは、ブーケのように綺麗です♪
うっとり(妄想族活動中）
実食したところ、香ばしくパリッサクッとした生地でした。
トッピングに選んだ、“イチゴ生クリーム＆カスタードクリーム”は、
シュークリームで、ツインクリーム派の方なら絶対好きな組み合わせですね。
ここまで完食すると喉が渇きますよね！？
メニューをもう一度凝視すると、
ドリンクはタピオカドリンクのみだということに気がつきます。
なぜ、定番のコーヒーやお茶を販売しないのか理由を聞いたところ、
1,000円以下でクレープだけでも気軽に若い層の方も買えるようにというはからいでした。
ドリンクも買いたいけれど、節約したい方の為に、
近くの自動販売機で安く買えるという選択肢がこちらにあるところが、また採算度外視ですね。
幼い子にも気軽に味わってほしい優しさが伝わります。
姫の甥っ子も小麦アレルギーだったので、
食べ物に制限があることは、本人やその親にとってつらいことだと思っています。
安心・安全で、食べる事で得られる幸せがより増えるきっかけにつながれば良いです。
このストーリーをふまえて、是非食べてみてほしいです。
ヘルシーなものは、満足感がなく、美味しいものと縁遠いと思われがちですが、
その概念を覆すようなものに出会えるかもしれません。
原宿で お米で広がる 青春の絆 ～姫心の俳句より～
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